西オーストラリア ブルーム
ブルーム(Broome)は 西オーストラリア北部に位置し国立公園や保護区が密集するエリアや キンバリー地域などの秘境観光の起点となる街。また、真珠の養殖がおこなわれ、かつては多くの日本人がダイバーとして真珠養殖に関わり日本人街もあった。ブルーム郊外には919人の日本人が眠る日本人墓地がある。
パースを出たグレイハウンドのバスは砂と岩とブッシュ(低木)が果てしなく広がる西オーストラリアのパースからブルームへの道「グレート・ノーザン・ハイウェイ」をひた走る。
パースの街を出るとすぐこういった光景になる。
ジェラルトン(Geraldton)~カーナーボン(Carnarvon)~カラサ(Karratha)~ポートヘッドランド(Port Headland)と過ぎブルーム(Broome)に到着した。
パースを出た頃は黄色っぽかった大地の色が赤色に変わっている。
ブルームでは長い休憩時間があったので少し散策して回る。
所詮シャイな日本人でしかもまだ10代。
まあ英語もまだまだだし、どうしても引っ込み思案になってしまう。
…飲むと逆なんだけどね…(汗)
喫煙者同士で煙草を吸いながらちょこちょこ会話を交わしたりはするが、何かについて話し込むまではいかない。
ブルームは1880年代からの真珠養殖産業に多くの日本人が関わり、かつては日本人街があったり、第二次世界大戦で日本軍による空襲を受けたりと、何かと日本とのかかわりのある町のようだ。
あとブルームはインド洋に臨む全長22kmの「ケーブル・ビーチ」でも知られる。
インド洋に沈む夕日をバックにラクダの隊列に乗ってビーチの浅瀬を進む「キャメル・ライド」が写真などでよく紹介されている。
周囲には自然保護区や国立公園(National Park)が多数あり、ここブルームが 各種ツアーの起点となっているようで、アメリカ人の男女4人のグループはこれからアドベンチャーツアーに向うんだとはしゃいでいた。
しかし… アメリカ人の団体のテンションてすごいよね… ちょっとついていけない…。
僕はここもおとなしくダーウィンに向かう事にした。