食堂 や〜さのぉ〜し大ちゃん
那覇市港町2丁目、シーランド那覇店のワンブロック奥側、第十一管区海上保安本部の建物の裏側のブロック、沖縄総合事務局・南部国道事務所の斜め前の(一財)沖縄港湾福利厚生協会のビルの1階。…といったキーワードでたどり着ける人も少なくないと思う。黄色い看板に「や〜さのぉ〜し大ちゃん」と書かれている。直接的に何の店とは書かれていないので、方言のわからない人は何のみせなのか想像できないかもしれない。「やーさ」が「お腹が空いている」という意味なのがわかれば、「食べ物関係?」と気づくかもしれないが「やーさのぉーし」という言葉は聞いたことがないというのは沖縄県民でも少なくない気がする。まあ、「小腹が空いた時につまむ食べ物」といった意味らしいんだけどね…。ちなみにこの「や〜さのぉ〜し大ちゃん」、以前は曙3丁目に店を開いていた。確実に満腹になれる食堂。※2023/10/11時点で「や〜さのぉ〜し大ちゃん」はこの店舗にはありません。
沖縄港湾労働者福祉施設内に移転した食堂「や〜さのぉ〜し 大ちゃん」。
土曜日の昼時にやってきた。
中に入ると結構広い。
4人掛けのテーブル席が6つと、
4人掛けの座敷が3つ、
そしてさらに奥にも座敷が4つ。
入り口側に別に個室もある。
営業時間;11:30~15:00
定休日:日曜日
完全にセルフサービス方式で、カウンターの真ん中の窓口に行って、番号札を取り、注文を伝え、番号が呼ばれるのを待つ。
「本日の早メシ」といういわゆる日替わりメニューが注文カウンターの上に掛かっていて、この日は、
天ぷら盛り合わせ580円。
酢鶏(鶏モモ肉の甘酢あんかけ)580円。
早いうえに安い。
セルフサービスなのでカウンターの上にはいろんなものが準備されていて、
左から水、お茶類、ご飯のお供、炊飯器2台に白米、カレー、卵スープ、みそ汁とみそ汁の具材(わかめとねぎ)が用意されている。
※カレーはカレー類を注文した人だけ食べ放題。
ご飯のお供も、
たらこ、磯じまんの梅ペースト、ほぐし鮭、岩海苔
と首位が豊富。
…おにぎりできるじゃん…。
海苔やお茶のティーバックも置いてあって、
「生卵が欲しい方はお声掛け下さい」
って書かれてる。
ご飯茶碗や汁椀。
みんなカウンターで注文を終えたら、これらご飯やみそ汁、スープをついで席で呼ばれるのを待つ。
とんかつ1枚480円、ポーク卵480円、ベーコン卵480円、カレー500円といったワンコインでも満腹になれるのが凄い。
テーブルセットはセルフじゃないんだね。
店内の数か所にこうして漫画も置かれている。
本日の早メシ「天ぷら盛り合わせ580円」。
沖縄天ぷらのフリッターではなく、内地風の衣がサクサクの天ぷら7つに天つゆが付いて、大根おろし、ポーク、目玉焼き、レタス、キャベツの千切りに漬物までついている。
おかずだけでもなかなかのボリューム。
これだけおかずがあって、ご飯、スープ、みそ汁お代わり自由なんだから満腹確定。
僕はおかずが多かったのでごはんはお代わりできなかった。
食事が終わったら自分で食器をカウンターの奥側に持って行き、おばちゃんに声を掛け代金を支払う。
もちろん現金のみ。
入ってきた入り口と反対側の入り口から外に出ると、沖縄港湾労働者福祉施設の入り口だった。
まあ、土曜日だからかシャッターが下りてたけどね。
沖縄港湾労働者福祉施設側の食堂の入り口。
別の日の「本日の早メシ」
しばらく経って、
「あ~、今日はガッツり食いたい!」
と思った日にまたやってきた。
さすがに昼時だったので、ほぼ満席。
「本日の早メシ」チキン南蛮 580円。
…がっつりでしょ。
カキフライ(580円)。
チキン南蛮(580円)。…チキンが2列!
どれもボリューム満点です。