ドバイ – エミレーツ航空

ドバイ エミレーツ航空

ドバイ UAE エミレーツ航空機

2013年の暮れ頃「World’s best Airline in 2013」を受賞し世界のエミレーツとなった。 2014年は日本の旅行会社の出すドバイツアーの中でも「エミレーツで行く~」という キャッチフレーズは多かった。 僕もまさにそういう流行りでこの航空会社を知り、調べていくうちどうしても乗りたいと思うようになった。


 

ドバイ UAE エミレーツ航空機の座席

22:00、EK319便
やっと楽しみにしていたエミレーツ機に乗る事になった。ホントだ、全座席の前にモニターが付いている。iPad位の画面かな。

 

ドバイ UAE エミレーツ航空機の座席の「iceシステム」

早速リモコンを手に取ってエミレーツ自慢の「ice」システムをあれこれ試してみる。 座席のポケットにはもちろん番組表があって…。

う~ん、なんだこれ。今までの飛行機の感じだと・機内誌の後ろの方に1~2ページ程度番組表がある。

というイメージなんだけど、エミレーツの場合「一冊の本」になってるのね…。
しかも各国語の番組があり、もちろん邦画のコンテンツもある。

 

隣ではもうすでに娘(ンニャン)ちゃんが「あー、これとこれとこれとこれ見たかった~」って感じでテンションをあげている。

幸い座席の後ろはトイレだったし、3連のシートの1つは空席だったので、気兼ねなく目一杯シートを倒して、3座席を2人でゆったり使い、映画鑑賞タイム。

娘に合せてDisney映画作品から。

・Tangled(塔の上のラプンツェル)を日本語吹き替えで。
・FROZEN(アナと雪の女王)を原版で。

ドバイまでは11時間ちょいのフライト予定なので、この2本は一気に見て、ちょっとは寝とかないとね。

 

家だと時計を見ながら娘ちゃんに「寝なさいね~」とか「えーかげん寝ろぃ」とか言っているのに、こんなもんが目の前にあって、お休み期間中で、宿題も持ってないとなると…。結局沖縄に戻るまでの10日間、娘に「寝なさい」という事は一度もなかった。

…というよりそういう単語が一度も頭をよぎらなかったといった方が正しいかな。

ドリンクはフリーなので当然好きな時に好きなものを頼む。
これもリモコンについているCA(キャビン・アテンダント)呼出しボタンを押して…

 

「Excuse me, may I have Gin & Tonic, …with… some Ice & sliced lime, please.」
(すみません、ジントニックを氷少しでライムスライスつけて頂けますか。)

 

…このフレーズ、今までに何回言ったんだろうと思うくらい言っている。
この旅でも何度もいう事になるんだろうな…。

 

エミレーツの機内食

ドバイ UAE エミレーツ航空の機内食とジントニック

どの路線でもそうなんだろうけど、メニューは2つから選べて、英語とその路線の国の言葉で書かれている。

この便の場合「日本語」。メニューの選択肢も日本食が入っている。白米が大好きな日本人としては 当然「Japanese …」を頼む。

よく見てみると周りの外国人(?)の方も大体「Japanese …」を頼んでいるみたい。

 

割と普通の機内食だが、エミレーツ航空はこの機内食で幾度となく大きな賞を取っている。 お米はやはり日本の炊き立てとはいかないが、味付けは「あ…やさしいわ…」。

日本人の料理人が作ってるんだろうな…

 

パン以外はちゃんと全部平らげたのだが、この数時間後に「朝食」が結構ガッツリ運ばれてくることはまだ考えてなかった…。

 

こんなところ飛んでるのね…

「ice」システムのメニューに、今飛行機がどこをどういう状態で飛んでいるのかをオンタイムに表示するチャンネルがある。…これ、結構はまった。

前方のカメラと胴体下に向けたカメラも切り替えてみる事ができ、これも結構面白い。

 

ドバイ UAE エミレーツ航空機の座席の「iceシステム」

「え…、この飛行機…中国、アフガニスタン、イランの上空めちゃめちゃまともに飛んでんじゃん…」

いままで乗った飛行機では、こんな感じで地図上でどこを通っているとか見たことなかったのでちょっとびっくりした…。もし放送していたとしても、機内の各ブロックに1つ位しかないモニタを遠目に見てたはずなのでピンとこなかったのかもしれない。

目の前にプライベート・モニタがあって、見たい映像に切替ながら状況を把握できるというのは結構すごい事だった。

 

「日本だと…領空侵犯だよね…。あ、もちろん管制許可は取ってるか…」
「アフガンって…。この下の大地で大砲ドカスカやってたり…しないよね…」

なんて事を考えながら、このチャンネルは結構目が離せなかった。
現在時速何キロで、高度何メートル、航行距離何メートル、想定到着時刻何時…といったような情報が刻一刻変化していく。

 

…あ、もうドバイまで30分くらいだ…

飛行機の窓からアラブ首長国連邦の街のイルミネーションが見えてきた…

 

UAE ドバイ上空からの夜景

さすがまっさらの大地から大都市が出現しただけあって、区画がすごく綺麗に分けられている。

ドバイは元々小さな漁村で、ドバイ首長国が建国されたのは1830年代。

1959年までは何もなく、1966年ドバイ沖海底油田の発見が景気で大きな発展を遂げた。

 

ドバイ(United Arab Emirates.)地図