ギリシャ ペロポネソス半島
オリンピア遺跡を見てまわった翌日、フランス人男性と別れた僕とレベッカは ペロポネソス半島を遠回りしながら ギリシャの首都アテネ(Athens)を目指すことにした。
オリンピア遺跡を出た僕たちは近くの街で宿を取り夕食を摂った。
フランス人男性はずっと一緒にいたが会話でのコミュニケーションはとれず、なんとかゼスチャーでのボディランゲージというか雰囲気でコミュニケーションした。
ドイツ人女性のレベッカは落ち着いた佇まいの大人の女性で なんで旅をしているのかとか、これからどこに行くのかなど話をした。
ペロポネソス半島の遺跡と小さな村めぐり
フランス人男性と別れた僕とレベッカは数日かけてペロポネソス半島を廻り、 さまざまな遺跡を見て回った。 どこも小さな村ばかりで、そこに暮らす人々もほとんど外国人を見た事がないようで どの村を歩いても、どのレストランでも人々の注視に晒された。
もっともそれが嫌だったわけではなく僕たちもそういったギリシャの田舎の人々の 反応を観察していたし楽しんでもいた。
なんといっても僕にとってよかったのはやはり物価の違い。 港町パトラでも北ヨーロッパやイタリアに比べ 「物価が安いな~。」と感じたが、 田舎の村に来るとさらにモノの値段が安くなっていった。
こういった旅で使うお金と言えば、 宿代、マーケットでの食料と酒の買い出し、交通費くらいで、 お酒もビールばかり飲んでいればそれなりに高くつくのだろうが、 もう地酒のOUZO(ウーゾー)で充分に酔えたし楽しめた。 逆に折角旅するならそれぞれの土地土地の物を味わうべきだろうし…。ねぇ…。
僕たちはまたギリシャ・ペロポネソス半島で 次の遺跡と村を目指す。