世界文化遺産「姫路城」後編 天守閣内
姫路城 天守閣内 靴脱ぎ場。姫路城の天守閣は地階から6階迄の7層になっていて、その地階から6階までを、高さ約24.6m、太さ約95mの心柱が東西に2本立っていて、それぞれ東大柱、西大柱と呼ばれている。また天守は大天守を中心として、東小天守、乾小天守、西小天守の3つの小天守と、イの渡櫓、ロの渡櫓、ハの渡櫓、二の渡櫓の4つの渡櫓でつながれた連立式天守となっている。「白鷺城」と呼ばれる所以のお城の白さは、外壁を白漆喰総塗籠造りという手法で真っ白に見せているためである。
姫路城天守閣内部
姫路城天守閣内 武具庫。
姫路城天守閣内 厠(トイレ)。
姫路城天守閣内「西大柱」。
姫路城天守閣内「東大柱」。
姫路城天守閣 最上階6階
姫路城の6階には、姫路城を守護する長壁神社(おさかべじんじゃ)/刑部神社が置かれている。
しゃちほこって乗ってるんだね。
ちなみにどこの城でも同じだと思うんだけど、階段はかなり急。
武者隠し。
中を覗き込んでみるとかなり狭い。
武具掛け。
槍もあれば鉄砲も掛かっている。
姫路城の鬼瓦。
姫路城のジオラマ。
天守閣の西側、二の櫓跡近くで姫路城小天守を出る。
姫路城二の櫓跡近くからの市街地の景色。
姫路城 備前丸跡
姫路城 備前丸跡の碑。
姫路城の備前丸は姫路城本丸の眼下にある広場で、池田輝政が姫路城を築城した頃から藩主とその家族などが日常の生活をした場所。
まあ、急な階段のある天守閣や小天守で食事を配膳したりして暮らすのはかなり不便そうなので、天守閣は日常の暮らし向きじゃないってのは想像に難くないよね。
備前丸から見た城内の景色。
姫路城の備前丸は運動場くらいの広さがある。
備前丸から見た姫路城天守閣。
姫路城の石棺。
姫路城に限らないのですが、お城の石垣造りに近隣の墓地や古墳などから、石棺に使われていた石を運び出してきて利用しています。石がくりぬかれた状態である事からそれが分かるんですね。
姫路城の備前丸跡を下っていく。
姫路城「お菊井戸」。
「播州皿屋敷(ばんしゅうさらやしき)」の物語で知られる井戸。
江戸を舞台とした有名な怪談「番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)」はこの話をモデルにしたとも言われる。
コワコワ。
その先の櫓では、
参勤交代を紹介する部屋があり。
姫路城の歴代しゃちほこが展示されている。
姫路城三の丸広場から見た姫路城天守閣。
数百も築かれた日本の天守閣のある城の中で、城跡となったお城が多い中、今もその天守閣を堅持しているうえ、現存12天守である世界遺産となった国宝姫路城。
整然と管理されている点も含めて、また訪れたいお城だね。