福岡 国立九州大学 伊都キャンパス
福岡県 国立九州大学 伊都キャンパス。
国立大学法人九州大学はいわゆる旧帝国大学の一つ。(旧帝国大学とは戦前に日本が日本国内の東京、京都、東北、九州、北海道、大阪、名古屋の7か所と当時日本が統治していた台北と京城(現ソウル)に設置していた旧制高等教育機関を指す。)九州大学は1867年に福岡藩が天神に西洋医学教育を目的とした「賛生館(さんせいかん)」を設置した事を起源としていて、九州大学の正式な設立年度については医学部創立年を京都帝国大学福岡医科大学が設立された1903年(明治36年)、九州大学創立年を1911年(明治44年)としている。2014年には大学本部が伊都地区に移設を開始し、2018年には一部を除きほとんどの学部・大学院の移転が完了している。移設以前は街中にキャンパスが点在していたようだが、現在は広大な敷地にお洒落なキャンパスを構えている。…今回の旅は先輩方のお供で九州大学の先生に会いに行く。
那覇空港 ANA ラウンジ
ANAの会員専用ラウンジ。
ソフトドリンクからビール、ウイスキーなどのアルコールに軽食も提供されている。
搭乗券の提示を求められるので要注意。
ANAラウンジは初体験。
基本貧乏旅行のバックパッカーなのでどちらかと言えば無縁。
他のラウンジのカードは持っているには持っているけど、行った事ないな…。
福岡へ向けてフライト。
福岡空港
福岡は兄弟が住んでいる事もあり、何かと来る機会がある。仕事で来ることもあるし。
福岡空港は僕の印象としてはとっても便利な空港で、地下鉄で博多駅まで5分、天神でも10分ちょいというアクセスの良さ。
今回の旅の宿、天神の「プラザホテルプルミエ」。
一階には路面に面したお洒落なレストランを併設。
国立九州大学 伊都キャンパス
天神のホテル前からタクシーに乗って40分以上かけて九州大学 伊都キャンパスに到着。
九州大学 伊都キャンパスへのアクセスは結構不便らしく、天神や空港を起点に考えて公共交通機関なら
地下鉄空港線で「姪浜駅」に行きJR筑肥線に乗り換えて、
「九大学研都市駅」で降り、
昭和バスで「伊都キャンパス」下車。
となる。
これ学生さん大変じゃないのか聞いたら、やはり大変らしく伊都キャンパス近くに引っ越す学生もいるとの事。
大学の構内に入りアポイントを取っていた「アドミッションセンター」に向かう。
まさか自分が九州大学とか京都大学を訪れる機会があるとは思わなかったけど、この時点の前後4年間で、台湾の国立台湾大学や淡江大学、中国上海の上海外国語大学、沖縄の国立琉球大学や沖縄県立芸術大学、公立名桜大学、沖縄大学、そして沖縄科学技術大学院大学(OIST)まで。
まあまあ大学に縁があるな…。
アドミッションセンターでは事務の方とのお話かと思ったら、教授の肩書がつく女性2人から九大の入学者選考に関する考え方や、九大で学んで欲しい人の理想像などを教えてもらった。
今後数年間でAO入試での採用者を15%から30%に引き上げていくというような話はすでに聞いていたが、試験の点数が取れる成績優秀者というよりは、探究心のある人物に機会を与え、教授や機材といった環境を提供し伸びていってもらいたいという発想なんだというニュアンスを感じた。
センター5号館。
ウエスト1号館。
大学のキャンパス敷地面積ランキングでどのくらい広いのか調べてみたら…。
何と九州大学伊都キャンパスが日本一。
でも別のランキングによると大学の総敷地面積だと北海道大学になるらしい。
…何にしろ今見ているキャンパスが日本一大きいキャンパスなのか…。
九州帝国大学時代の工学部銘板(複製)
戦時中多くの金属製銘板が供出品として消失していく中、それを免れた銘板の中でも「帝国大学」と記された貴重なもので、実物は貴重な遺産として大学文書館にて保管。
…なるほど。
ここでもう一人、助教授の先生にお会いしお話させてもらうことができた。
やはり専門的な分野についてのAO入試の話だった。
子供の頃から昆虫が好きでずっと自分で昆虫を研究してきた子をAOで採用したと言ったような話だった。
個人的にちょっと感じたのは…
「大学の先生方のお部屋って物が多いのに結構狭いのね。」
…って事。
奥に見えるのが「植物圃場施設」。
「圃場」ってなんだ? なんて読むんだ?
「圃場(ほじょう)とは、農作物を栽培するための場所のこと。」
国立九州大学 伊都キャンパス 食堂ホール
サバの塩焼き(半身)240円、
ハンバーグ アリコ風ソース250円、
麻婆豆腐200円、
エビチリマヨサラダ250円、
揚げだし茄子80円、
洋風カニクリームコロッケ280円、
胡山醤チキン250円。
…学食っていいな~。
全920席、朝食から夕食まで3食摂ることができるようだ。
「食堂ホールは学生が自由に勉強、課外活動、イベントなど多目的に利用ができます。」
なるほど、窓際の学生さんたちは勉強してたり、お話してたりする。
「一般の方のご利用も可能です。」
いただきま~す。
国立九州大学 屋内
また別の大学の先生との約束の時間になり、大学の中に案内される。
エントランスの奥に学部の古い銘板が並べられていた。
講堂。
先生たちの部屋に案内されいろいろなお話を伺うことができた。
貴重な体験をありがとうございました。
大学の敷地内を通るバスに乗り、大学から天神までは公共交通機関で。