リヨン ベストウエスタンホテル シャルルマーニュ
リヨン・ベストウエスタンホテル・シャルルマーニュ(Hotel Best Western Charlemagne.)。TGV(高速鉄道)と地下鉄の併設するリヨン・ペラーシュ駅(Gare de Lyon Perrache)から徒歩4分で目の前を路面電車が走る交通の便の良いホテル。フランスらしい清潔な佇まいと狭いながら洒落たインテリアやファニチャーが心を和ませてくれるホテル。
狭い入口を入るとすぐ右手にフロントがあってはっとする程の美女が慣れない英語でチェックインの対応をしてくれた。
リヨンの街の地図やWiFiのパスワードなどをもらって部屋に。
ここがフランスで初めてのホテルなのだが、エレベーターはドア付の物で、これ、初体験。
エレベーターは到着したら勝手にドアが開くものだと思い込んでいるので、ドアが開くまでしばらく待ってしまった。
…自分でドアを開けないといけないんだね。
フランスの街並みについては、結局パリのホテルもそうだったので街の景観の保全に力を入れるフランスでは、 19世紀バロック様式の街並みを維持する為、外から見たら狭そうに見えるホテルも中に入ると近代的だったり、古いデザインでも手入れが行き届き、洒落たテーブルや椅子が置かれ、壁には絵画が飾られ、感じのいい壺や調度品が置かれ、狭い中でもすごく居心地のいい空間を演出しているのだろう。
また、狭い建物構えとは裏腹に中に入ると庭やテラス、レストランなどがあり中は意外に広い。 このホテルも内側には結構な敷地面積があった。
タクシーでずっと寝ていた娘(ンニャン)ちゃんは、まだ寝たりないらしく、部屋に入ると荷解きもしないままベットに。 あっという間に寝てしまった。
部屋の窓から通りを見てみる。土曜日の夜というのにほとんど人影がない。店のネオンもちらほらといった感じだ。 さて、夕飯食べてないぞ。どうしようかなと思い再度フロントに行って、
僕: 近くに食事ができるところがありますか?
女性:何を食べたいかによりますね
僕: …ん~、何が食べたいかって…何でもいいんだけど…。
女性:中華なのかギリシャ料理なのかフランス料理なのか…。
僕: んじゃダウンタウンはどの辺?
女性:ベルクール広場あたりが賑わってますね。
地図を見ると2km近くありそうだ…。
僕: 大体何時くらいまで営業しているの?
女性:22:00~23:00くらいですかね。。。
なんだか会話が噛み合わない。今もう22:00近くだし…。一応礼を言って部屋に戻った。
後でわかったのだが、フランスでの外食は、
レストラン、
ビストロ、
ブラッセリー、
カフェ
という風に分類され、 レストランやビストロではコース料理が供され2時間近くかかり閉店も22:00~23:00と早めで、 ブラッセリーやカフェはもう少し遅くまで空いていてこちらは気軽に食べたいものを頼めるようだ。
彼女と僕の会話がずれたのは、僕が
「Is there any restaurant near here?」
と聞いたことにあるようだ。
僕は一般的に食堂やファミレスみたいな食事が取れる所というニュアンスで「レストラン」と使ってしまったが、 彼女はフランス的思考で「レストラン」を限定的なお店と思ったのだろう。
もちろんギリシャ料理や中華料理、日本料理の店もあるがファミリーレストランの類はみる事がなかった。
結局、娘ちゃんは寝てるし、繁華街はちょっと遠そうだし、レストランは22:00位までというし、 どうしていいか考えがまとまらないまま、バスに入ったり、荷物の整理、明日の予定の確認などをしているうちに深夜1:00を過ぎて、 ボサッとフランス語のテレビを見ているうちに寝てしまった。
部屋や廊下に近代絵画が飾られ、アメニティひとつをとっても「小憎らしい」可愛らしさ。
なかなか写真では伝わらないかな…。言えば照明一つとってもインテリアに合せて間接照明を 使っている感じ。調和具合がもう芸術。
フランスでは外観を壊さないように古い建物を修理して修理して使う。そのため部屋は立て直しということができず リフォームする事になるのだが、これはもう「リノベーション」。
[2014/03時点でのホテル情報]
■ベストウエスタン ホテル シャルルマーニュ(Best Western Hotel Charlemagne)
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スタンダード ダブルまたはツインルーム
テラス、レストラン、バーあり。
朝食あり ビュッフェ式
¥11,631~/泊
チェックイン:14:00~
チェックアウト:~12:00
無料Wi-Fi:あり
リヨン・ペラーシュ駅徒歩5分。
トラム停留所120m。