北谷 – デポアイランド

アメリカンビレッジの西海岸側のエリア。「デポアイランド」のサイトによれば、デポアイランドのエリアは美浜アメリカンビレッジの「AKARA」の建物から海向けのエリアという事になる。北谷町には軍人・軍属が約4,000人ほど住んでいて、実に北谷町の人口の16%を占める(2019/04時点)事もあり、デポアイランドを歩くとアメリカ系外国人比率が非常に高い事に気付く。またコロナ禍の現在でも中国人も結構多い。コロナが発生する前は観光スポットとしても発展していてデポアイランドエリアだけで年間400万人が訪れていたと「デポアイランド通り会」は発表している。

「AKARA」の建物が見えてきた。

沖縄出身の版画家として有名な「名嘉 睦稔(なか ぼくねん)」さんによるなかなかユニークなデザインのビル。
名嘉 睦稔さんのギャラリーや、Tシャツやかりゆしウェアなどの専門店「ハブ・ボックス」が入居している。
「ハブ・ボックス」はプロジェクト・コアという睦稔さんが代表を務める会社が運営している。

琉球の赤瓦使ってるから「沖縄」要素は入っているけど、西洋的な建築デザイン。

…沖縄そば屋さんが…。

デポアイランドの街並みは、中から攻めるか、

大通りから攻めるか。

AKARAの建物は大通り側で見た方がそのデザインがはっきりわかるかも。

バスケットボールの琉球ゴールデンキングス オフィシャルグッズショップ「KINGS CLOSET BEACHSIDE」。


大浴場、屋上プールを備えたオーシャンビューのホテル。


「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」の向かいにある壁絵。
ちゃんとバンパーのとこにステップを付けてるあたりが遊び心のある芸術だね。

「okinawa market depotisland」。
ベティちゃんのオブジェとこの写真撮る人、結構多い。
こちらは入り口の右袖。左袖にはポパイ。
でも、このベティちゃんとポパイのオブジェって、オープン当初はなかったらしい。


めちゃカラフル。

でもストリート全体がカラフルなんで、これで調和がとれてる感じに仕上がってる。

ニューヨークの地下鉄の壁にチョークで落書きをはじめ有名になったストリートアートの先駆者「キース・
キース・
「キース・
って言われても「いやいやいやいやっ!」ってなるんだけどね。
街の中に入っていく。
整然とした直線の道などなく、大体うねっていて、

床のタイルも様々。

デポアイランド2階

二階に上がると、沖縄料理の「美咲食堂」。
ポークたまご定食、野菜ちゃんぷる定食、ゴーヤーちゃんぷる定食、骨汁定食、沖縄そば、ゆし豆腐そばなど、沖縄の家庭料理のお店なんだね。
…海ブドウ、じぃーまみどうふ、もずくなんかもあるな。


「タコライス Cafe きじむなぁ」デポアイランド店。
タコライスにアボカドスライスや海老フライのトッピング、オリジナル料理でタコライスにオムレツを乗せた「オムタコ」ってのもある。

「かめぜん食堂」。
三枚肉、軟骨ソーキ、中味、てびち等の沖縄そばをメインにタコライスやゴーヤチャンプルー、ジューシーなんかも提供している。
レトロというか、昔からよくある沖縄の食堂の内装。

一階に戻って…。

雑貨屋さん「スプラッシュ オキナワ」。
…ストリート名そのままつけたのね…。

メインストリートに戻り…。

派手な「デポセントラル」のビル。
この建物が見えたら海側は「ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート」。
建物の先には「ヒルトン沖縄北谷リゾート」。

右手に曲がれば、デポセントラルの並びに、2020年3月1日開業した「北谷温泉 レクー沖縄北谷スパ&リゾート」。
最上階にはインフィニティプール、天然温泉大浴場、プールサイドバー、エステなどの施設がある。
ホテルがどんどん建ち、どんどん観光都市化が進んでいる。
北谷町が当初発表したアメリカンビレッジのコンセプトが
「近くて安くて楽しめる若者の町(注1)」
だったのでやはり、ニーズと共に色々変化していくんだね…。
注1)
2004年の完成報告書では
コンセプト「安くて」「近くて」「楽しみのある」街、日帰りでリゾートする「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」
と記載されてます。