名護 ナゴパイナップルパーク
名護市為又(びいまた)、名護本部線(県道84号線)にあるパイナップルのテーマパーク「ナゴパイナップルパーク」。1970年代前半頃まで為又周辺は山間の小さな農村集落だったが、1972年に沖縄が日本に返還され、沖縄県の日本本土復帰記念事業として1975年に「沖縄国際海洋博覧会」が本部町で開催されることが決まると、本部町の会場までのアクセス道路として為又を通る「旧・県道116号線(現・県道84号名護本部線)」と海岸沿いを通る「本部循環線(国道449号)」が整備されることになり急激に発展する。もともとパイナップルの産地だった為又では、整備された県道沿いに特産品であるパインそのものやパインを活かしたお土産品店などが並び始めた。「ナゴパイナップルパーク」もその一つで1970年代後半の1979年06月に設立されている。
(2014/05のナゴパイナップルパークの記事へ)
本部 海洋博公園やエメラルドビーチで遊んだ帰り道、本部半島の山中を通る県道84号(名護本部線)を本部町から名護向けに南下すると、左手に南ヨーロッパ調の建物と大きなパイナップルのオブジェが目に飛び込んでくる。
北部観光の定番「ナゴパイナップルパーク」。
■入園料(2021/02/04時点)
大人(16歳以上)1,000円
小人(4歳〜15歳)600円
4歳未満 無料。
※2020年4月に入園料金を改定している。
■営業時間:9:00~18:00 (最終受付17:30)
年中無休。
券売所でチケットを購入して、長い列に並び、順番がやってくるとこのパイナップルのカートに案内され、みんなで写真を撮り乗車出発する。
「パイナップル号」と言うらしい。
けっこう待った…。
自動運転のカートなのでハンドルは付いているが、何もしなくていい。
パイナップルだけでなく、南国の植物がたくさん植えられている道を進む。
まあ、子供達は楽しそうだ。
コワイコワイコワイ。
もうパイナップルは関係なく、沖縄海洋博公園の「熱帯ドリームセンター」みたいになってます。
パイナップル畑。
パイナップルってこのトゲトゲの草?木?の上に実がなる。高さも1m位まで高くなる。
頭のトゲトゲもスーパーで売っているあんな感じじゃなく「パンクロッカー」のモヒカンの激しいやつ位長くなる。
パイナップルの上も下もトゲトゲなので成長したパイナップルが生えてる様子は「変なの」って感じになる。
…やばい… 絵を想像してたら笑けてきた…。
パイナップルは南アメリカ原産の植物で、乾燥に強く、温かいところが好きで、太陽がよく当たる場所でよく育つ植物らしく、土壌も酸性土が栽培には向いているという事で、こういった山地に向いているのだろう。
いわゆる平野の川の傍の肥沃な土地とはまるで逆な感じだもんね…。
なんでこんな話になるかというと、パイナップルって、頭のトゲトゲの部分だけあれば、それを一回乾燥させて、鉢に水苔などを入れて植えて、ちゃんとした段取りを踏めば3年くらいでまた実がなる。
数年前にこの話が広まって、けっこう多くの人が挑戦していた。
…ま、僕は失敗して腐らせたけどね。
パイナップル号を降りたら、パイナップル加工工場、お土産コーナーを通って終了。
試食や試飲もある。
パイナップルワインは珍しいので買ってもいいかも。
お土産の売り場が広くレジもずらっと並んでるので「お土産屋さんがメイン?」ってなるけど、商売なんだからそれはそうでしょ。…沖縄にはよくあるパターンだと思うんだけど。
パイナップルのキャラクターの前で写真を撮るのはお決まりです。
忙しい時期に来たら並んでます。
修学旅行のバスとか入ってたらどれだけ待っても順番が回ってこないかも…。