本部 オン ザ ビーチ ルー
本部町ホテル&レストラン オン ザ ビーチ ルー。沖縄(琉球列島)は約2億年前にプレートの運動によってできたと考えられていて、元々は金武町・恩納村以北だけが陸地になっていて、その周りをサンゴ礁が囲んでいたところ、現在のうるま市・読谷村以南の巨大なサンゴ礁が隆起して現在の形になったそう。つまり沖縄本島のくびれ以南の高い山のない部分はサンゴ礁の平原だったと言える。沖縄本島のビーチの白砂はその珊瑚の死骸のかけらが、雨で流され、波で打ち上げられたもの。ちなみに武富島や西表島、波照間島、渡嘉敷島、久高島、鳩間島などのビーチで見られる「星砂」はバキロジプシナと呼ばれるアメーバに近い有孔虫(原生動物)の死骸の殻。しかし近年観光客が増え大勢が浜辺を歩く事で星砂が壊れたり、持ち帰ったりする事で西表島や武富島の星砂は減少しているようだ。
オン ザ ビーチ ルー「プライベート・ビーチ」
コンドミニアムで人心地着いたら早速ビーチへ。
やっぱり子供でも女性は支度に時間がかかるので、IOだけ先に海に行く。
5月中旬、ゴールデンウィーク明けの週末。
ちょっと曇りなのが残念だけど、ビーチは貸し切り状態。
今回はMamaが北谷でバスケットボールのコーチライセンスの講習があり、夕方以降にしか動けないため、僕たちは先に車で、彼女は後でバスで合流する事になっている。
少し遅れてビーチに女性陣もやってきた。
彼女たちの後ろ側にコンドミニアムが見えているが本当にビーチまで近い。
ただ基本このビーチは自然のままのいちゃんだビーチなので、海洋博公園のエメラルドビーチや人工ビーチの波の上ビーチのようにサラサラな白砂ではなく、ちょっとゴツゴツしている。
珊瑚って褐虫藻と呼ばれる植物プランクトンと共生しているのだけれど、イラブチャー(ブダイの一種)という魚は歯がかなりしっかりしていて、珊瑚をかじって珊瑚の中の褐虫藻だけを消化し消化できない珊瑚を排出する。そうやってできた珊瑚のかけらや、死んだ珊瑚のかけらが沖縄の白砂の元。
…いつの間にか7歳のIOがシュノーケリングができるようになっている。
やはりまだ5月で、しかも曇っているので長時間の水遊びはできず、1時間ほどでビーチから引き揚げてきて、お風呂で体を温めながらチキンにかぶりつく。
沖縄の人って基本的にバスタブを使わない。
風呂場にバスタブがない家も少なくない。
日本が敗戦した1945年8月から1972年5月15日まで約27年間と米軍統治下の時代が長く、その間に近代的な設備もアメリカから影響された事もあり、基本的にシャワー文化。
この子達は僕の影響で入浴大好き。
オン ザ ビーチ ルー「レストランでの朝食」
夜、Mamaと合流した翌朝、レストランでの朝食。
ビュッフェスタイルなんだけど、ごちゃごちゃしてなくて、簡単なリヨンのホテルの朝食って感じ。
レストランもそんなに混んでなくて快適。
10人くらい座れそうなビッグテーブルがうれしい。
天気が良ければ、モンパノキのグリーンと海のブルーの相性が最高で、ポカポカしたテラスでの朝食がよかったんだけどね…。
食事が済んだら何はともあれまた海へ。
子供って服が濡れるのとか気にしないからね~。
チェックアウトの11:00までしっかり「海あしび~」。