中華そば専門店「麺や 和楽」
浦添市の宮城大通りにある中華そば専門店「麺や和楽(わらく)」。沖縄では珍しく「京都ラーメン」を出すお店で、浦添の住宅街の一角にある。「京都ラーメン」ってなんだ?ってなって調べてみると、よく知っているところでいくと「天下一品」も京都ラーメンらしく、あぁ、それなら何度か食べたことあるなぁ、と思いつつその特徴が思い出せない。…中華そばって感じじゃなかったけ?とか思いながらはっきりはしない。鶏ガラのスープに薄口醬油のカエシ、背油に薄いチャーシューと九条ネギが京都ラーメンの特徴のようだが… 頭の中でその特徴を組み合わせてみると、だからそれってやっぱ基本の中華そばじゃん、ってなった。まあ、食べてみればわかるか。
店の前に営業時間の案内版。
祝日以外の月火が定休日で、
平日は昼(11:00~15:00)、夜(18:00~21:00)営業で、
土日祝祭日は昼のみの営業なのね。
営業時間の案内の下に駐車場の案内。
軽専用の駐車場も合わせて8台の車が駐車できる。
入店するとカウンター席が7脚。すでに満席。
その後ろに待合シート。
4人掛けテーブル席が2か所。
日曜日のお昼時に来たんだけど、ちょうど入れ替えでテーブル席に座ることができた。
入口の横にある検温器で検温をして入店する。
テーブルの上にはこういったかわいい手書きのメニューが置いてあり、
・中華そば(並・大)
・肉中華そば(並・大)
・潮騒(並・大)
基本的には3種の中華そばといったシンプルな品揃え。
メニューの裏には「和楽飯」というアレンジの提案が書いてある。
胡椒、七味の他に、酢や一味ニンニク、中華そばのタレなど調味料が豊富。
本来ならニラ薬味とコーレーグースーも置いてあるのかな。
少し前までは中華そばを600円で提供していたらしいんだけど、いろいろ原料も高騰しているから、現在は650円になっている。
食べ終わった器は自分でカウンターの上にあげるルール。
わお、8月からまた50円値上げになるんだね。
…まあ、毎日ニュースになるくらい物価上昇してるからね…。
飲食店では特に気になるトイレ。ちゃんとしてるね。
15分ほど待って、一つ目の中華そばがカウンターから出てきた。
「麺や和楽」の中華そば
肉中華そばの大(900円)。
薄いチャーシューが敷き詰められ、その下に九条ネギ。豚の背油が浮かんでいて、鶏ガラベースの醤油味。ちらほら唐辛子も見える。
ふむ、説明書通りの京都ラーメン。
肉中華そばの並(800円)。
細めんというのも京都ラーメンの特徴通り。
潮騒の並(750円)。
ゆずの皮やなると、海苔に干しエビがたっぷり乗っている。
ゆずのせいか、ほんのり酸味がある。
おみやげ味見の「にんにくん」。
スープも最後までいただきました。
器も正統派。
女将さんが元気でチャキチャキしてて、そこも含めて正統派の「中華そば屋」さんでした。
創作料理的な「通堂ラーメン」ももちろんいいんだけど、比較的シンプルな中華そばもまた美味しい。