中国 上海 銀行口座開設
中国-上海 銀行口座開設。はれて中国の上海外国語大学の学生証を手に入れて、すぐその足で上海外国語大学の大連西路側にある中国工商銀行に両替と銀行口座開設をしに向かう。
中国での銀行口座開設については事前に日本でいろいろネットで調べて、 口座開設できた話、できなかった話両方あり、 結果的には窓口の人によるようだと感じていた。
だとしたら一つの支店で口座開設ができなかった場合、 他の支店に行って再度口座開設を試みる。…というのを繰り返すしかないと考えていた。
いずれにせよ、銀行口座開設については年々難しくなっていくだろうし、 外国人に対する銀行口座開設の明確な線引きがはっきりと引かれる日もそのうち来るだろう。
なんとか今回の滞在で銀行口座開設をしておきたい。
いままでの中国旅行と違って、今回は滞在証明を持っていたり、 上海外国語大学が発行した身分証である学生証があったり、 中国の携帯電話番号を持っていたりする。
もちろんはっきりとした事はわからないが、 ただの旅行者よりは 「銀行口座が必要なんです。」 と抗弁できる。
そんなことを考えながら、 銀行に入り、 機械で発券される順番待ちのチケットを取り窓口に呼ばれるのを待った。
この銀行には朝方両替に一度来ているのでこのあたりの流れはわかっていた。
しばらくして番号が呼ばれ係りの行員を見てみると、 朝両替の対応をしてくれたお姉さんで、 彼女も「あ、朝両替に来た日本人だ。」 と気が付いている様子だ。
「すみません、銀行口座を開設したいんですけど。」
「うーん。貴方電話番号持ってないのよね?」
「あ、いや、さっきSIM契約してきたんで今は持ってます。」
「あぁ、そうなの。じゃあいいわ。」
…こんな会話で口座開設の可否判断は終わり。
ちなみに中国の銀行で口座を開設する場合、 日本の普通預金のように 自由にお金を出し入れできる
「活期(huóqī)にしてください。」
とはっきり伝える必要がある。
申込書に必要事項を記入して、 パスポート、学生証、両替して口座に入れる日本円を窓口に渡す。
まずは両替の手続き。
中国では銀行が一番両替レートがいいと聞いていたが、 手続きとしては結構面倒くさい。
ただ日本円を人民元に両替するだけで結構いろいろ書かされるし、 窓口を覗いていると窓口のお姉さんもパソコンに色々打ち込んだりしている。
結構長い時間をかけて両替が終わったら今度は口座の開設手続き。
カードを発行するので何度か手元にあるテンキーを操作しながら 開設作業が進む。
暗証番号の確認だったり、入金額の認証だったりだ。
サインも数回させられた。
ここで「電話番号の必要性」がわかった。
急に誰にもまだ教えていない僕の携帯が鳴る。 SMSがこの銀行から届いている。
窓口のお姉さんから
「携帯に認証番号が送られてるでしょ。それをテンキーで入力して。」
言われる。
なるほど。。。
ちなみにこの中国工商銀行ではネットバンキングは申し込まなかった、 というよりそこまで考えが回らなかったのだが…。
数日後、中国で一番大きいと言われる「中国銀行」で口座を開設した際は、 日本でも口座のお金を動かせるようにとネットバンキングまで申し込んだのだが、
・両替。
・口座開設。
・ネットバンキングの手続き。
が終わった後、別の担当さんと
・中国銀行ネットバンキングページでのユーザー登録。
・スマホでの初回アクセス。
など合計で3時間ほどかかった。
ちなみに中国銀行ではマネージャーみたいなフロアの担当者に一度開設を断られている。
ではなぜ開設できたか…。
先方「外国人は銀行口座は開設できません。」
僕「あれっ。中国工商銀行では口座開設できたんだけど。」
この一言で話を引っくり返した。
上から交通カード、中国工商銀行キャッシュカード、上海外国語大学の学生証。
上海地下鉄スマホアプリ「MetroMan」
上海で地下鉄を利用するならこのアプリがとても便利。
[Android版]
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.xinlukou.metroman&hl=ja
乗る駅と降りたい駅を設定すると、行先までの料金や時間、乗継ぎ駅がわかるし 路線図があるのも便利。
検索については路線が多い割にちょっと使い勝手が悪いので、 路線図を拡大して駅をタップし検索するのがおすすめ。
■近隣国の同様の地下鉄アプリ
台北 …台北捷運 Taipei Metro (MRT)地下鉄スマホアプリ
■上海公共交通カード
交通カードは地下鉄の駅の「服務中心(サービスカウンター)」や一部コンビニで
簡単に作ることができる。初めに20元のデポジットが取られるが(後で返却精算できる)このカード一枚で、
・地下鉄。
・バス。
・タクシー。
・リニアモーターカー(中国語:磁浮列車/英語:maglev)。
・フェリー(外灘と浦東の間を流れる黄浦江の移動船)。
など一式乗れるし、90分以内の交通機関の乗り換えは10%の値引きも適応される。
※リニアモーターカーはカードで改札をくぐると20%の値引き。
なんといっても現金で毎回チケットを買うのは並ばなければならなかったり、チケットを買うのにもたもたしたら後ろに並んでる人ににらまれるし、小銭は出るし結構大変。一枚持っていると結構便利。