台湾 基隆廟口夜市
基隆廟口夜市。「台湾の屋台は食い倒れです。」という事で わざわざこんなに遠くの基隆(キーロン)にまで連れてきてもらった。台湾では自宅で自炊する人が少なく、夕食はもっぱら夜市で済ませるらしく、そういった外食文化が多くの夜市街を支えているのだろう。陳君に言われるままにあれこれつまんでいたが、そこは食の細い日本人。あっという間にお腹がいっぱいになってしまった。 結局「これだけは食べておいた方がいい」と言われるものの半分も食べきれなかった。
基隆は台湾北東部にある港町で、その貨物の取扱高は台湾で2番に多く、 もちろん街も港と共に栄えてきたそうだ。
基隆を流れる田寮河。
基隆廟口夜市
そんな「基隆」を代表する夜市が奠済宮を中心に栄えた一帯で、僕たちはまずは夜市の入り口で魯肉飯(ルーローファン)の店に入った。
…あ、やば、うまいじゃん…。
今回、台湾に入って初めての食事が魯肉飯ということで、 この後も魯肉飯は頻繁に口にする事になった。
提灯が並ぶ当たり中華って感じがするな…。
「これは食べておきましょう。」という事で言われるままに…。
「三明治」と書いてサンミンジー。
…サンドイッチのことですが…
…サンドイッチとはちょっと違う形だよね…。
COMEBUY。
世界9つの国と地域で約300近くの店舗を展開するタピオカティの専門店。
①お茶を選んで、
②ミックスするミルクやジュース、蜂蜜を選んで、
③タピオカやナタデココ、ゼリーなどのトッピングを選ぶようです。
…えっと…。
お任せってないですか…。
台湾から始まって、アジア、北米、ヨーロッパにまで展開してるんだね。
素食って…?
菜食の事なんですね。
豆花。
豆乳を固めたゼリーの事で、タピオカや甘く茹でた小豆、フルーツやピーナッツをトッピングしていただくそうです。
…豆乳を固める… って言ったら「豆腐」じゃないの?
…にがりじゃなく、サツマイモ粉を使って固めるので違うものらしい。
「んじゃ芋頭湯って何?」
タロイモを砂糖で煮たスィーツ。
なるほど、そのまま食べたり、豆花のトッピングにするのね。
木瓜牛奶。
「木瓜」がパパイヤ、「牛奶」が牛乳ですか。
中華料理だけではなく、こういったお寿司的な物も。
サンドイッチ、お寿司、アイスクリーム等々、 美味しい食べ物がたくさん。
屋台なのでもちろん価格も安く、色々な食べ物が少しずつ試せるのが 夜市のいいとこ。
草莓 …イチゴだそうですが…。
これ、イチゴ?
イチゴを10粒で200円以内って、めっちゃ安くない?
雞腿肉串。
あ、これは解る。鶏の腿肉の串、つまり「焼き鳥」?
手工煎餃。
…? あっ、焼き餃子なのね。
中国大陸で餃子と言えば一般的には水餃子を指す。焼き餃子は「鍋貼(グオティエ)」とか「煎餃(ジエンジャオ)」とか言うんだけど、台湾では鍋貼を街でよく見かける。
まあ細かい事を言えば、中国大陸では水餃子を食べて残った餃子をザルで水切りをし翌日、焼き餃子にしたものを「煎餃」と言うんだけど、そもそも水餃子はちょっと皮が厚めなので、薄皮の「鍋貼」とは基本的に違う食感なんだけどね。
夜市初心者としては、
「あぁ~、見た目にちょっとこれは無理!」
といった食べ物もあるし、
「屋台の感じがどうも…、清潔感が…。」
といったところもある中で、 やはりこういった串物は手が出しやすい。
当然一本いっておく。
泡泡冰。
「これもここに来たらマストで試して欲しい。」という事でシャーベット。
シャーベットとアイスの間の舌触り。
陳君、これ以上喰えない。