瑞芳区 九份老街
九份老街。九份の名の由来は、昔ここには9つしか世帯がなかったからこの名がついたとか、いつも九世帯分買いものして分け合うからとか諸説あるようだが、九世帯しかなかったというのは共通しているようだ。日本の山奥の温泉旅館のような風情のある九分では景色を眺め、名物スィーツを味わい、お茶を楽しんだ。
九份老街
九份老街の基山街入口近くにある展望台からの眺め。
写真中央の人ごみが「九份老街 基山街」入口。
基山街、入口付近はまだまだこんな感じ。
綺麗なお茶屋さん。
もちろんお茶を購入してその場でお茶を楽しむこともできる。
だんだんゴミゴミしてきた。
洋風な店もちらほらと。
飼い犬…? …首輪もないけど…。
まあ、平和そうに寝ちゃってるところをみると人間慣れしてるんだろう。
九份老街 基山街の賑わい。
やはり南国になってくるとどこでも新鮮なフルーツが楽しめる。 これ、世界共通。
阿柑姨芋圓
この「阿柑姨芋圓」という看板のあるお店の「芋圓」というスィーツが人気ということで勧められるままにお店に入っていく。
…丸めた芋ってことかな?…。
こんな感じの眺望を楽しみながら「芋圓」をいただく。
女性ばかりかと思ったら割と男性もいる。家族連れも多い。
中国人、日本人、欧米人、いろんな人がいる。
これがお目当ての芋圓。
「九份老街」のシュゥチールゥ(豎崎路)を登り切った所に「新平市瑞芳区九份国民小学」。
恐らくここでは一番高い場所に位置しているであろう小学校からの九份の眺め。
右手にカラフルなお寺らしきものが。
九份聖明宮…商売繁盛の神様「関聖帝君(三国志の関羽)」を祀るお寺。
豎崎路の長い石階段。
九份老街は山岳地帯だけあり、結構急な坂道にできた老街。
「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われる「阿妹茶楼」。
その向かいにある「海悦楼茶坊」への通り道が絶好の撮影ポイントになっていて、 阿妹茶楼の写真を撮る人達で溢れかえっている。
僕たちは待ち時間の長い「阿妹茶楼」には入らず、 「阿妹茶楼」が良く見える向かいの「海悦楼茶坊」に入る事にした。
九份老街「海悦楼茶坊」
阿妹茶楼と違い結構すいていた。
一人300元(約1,200円)でお茶一袋とお茶セットがでてきた。
お茶のおいしい入れ方を教えてくれる。
阿妹茶楼。やはり向かいのこの背の高い茶屋からだと、 日中、夕方、霧、夜と姿を変える阿妹茶楼や九分の景色を楽しむことができる。
幸いなことにお客さんが帰ったタイミングで阿妹茶楼側のベランダ席という特等席に移してもらう事も出来た。
僕たちはお茶を入れ、景色を見て、台湾の政治や経済の話をしながら3時間近くも過ごした。
…ん~、なんて知的でリッチな時間の過ごし方なんだろう。
さてと、そろそろ人も少なくなってきたし九份を離れる事にしよう。
九份老街のファミマ
「九份老街」を出た所にあるファミマに立ち寄る。
今日の予定は終了らしいのでまずは酒を買い込む。
日本では見た事のないバック。
おもしろ~い。