まずは淡水へ
このひと月で調べたことを元に、ある程度やりたいこと、行きたいこと、聞きたいことなどを整理して台湾に渡った。僕が今まで経験してきたことや持っている能力の中でできることなんて限られている。日本で色々考えてくすぶるより、「こうしたい」って目的は見えてるんだから、まずは台湾に渡るのが先決と思った。
というわけで台湾到着、なんか飯は食おう。肉燥飯(Ròu zào fàn.) 小50元(約180円)。
中国大陸や台湾では、日本みたいな無糖のお茶を飲みたいときは「無糖(无糖)」か「日式」の表記を確認してから買う。砂糖が入っているのが割とスタンダード。
桃園空港のあちこちで見かけるお土産屋さん「新東陽」。街中にもある大きな会社だ。
台北yes背包客民宿-淡水店
淡水には2017年に入って8月までの間で、実に3件ものバックパッカー(背包客民宿)が新規オープンしたらしい。
その一つがこの「Taipei Yes(台北yes背包客民宿)」。
一泊450元~550元。
8月現在で円に換算して1,642円 ~。
僕は手前のテーブルのノートパソコンが置いてあるところにずっと陣取っていた。
この宿は一階がすべてオープンスペースになっていて、この一階でバックパッカー同士や、夏休みの大学生のバイト達と酒を飲んだり、ゲームをしたりといろいろと交流が生まれた。
海外では珍しいウォシュレットのトイレも使えて助かった。
僕はここのスタッフと仲良くなり、一緒に食事に行ったり、バーに行ったり、台北南部の洞窟に小旅行に出かけたりもした。
彼らがいたおかげで滷味(lǔweì)や鸭爪(yā zhuǎ )も食べる機会があった。
滷味は滷味の屋台やお店に並べられた練り物や肉類、海鮮、野菜、乾麺(「王子麺」が人気)などを自分で選んでトングで籠に入れ、お店の人に渡してお金を払ったら、お店の人が具材を一口大にカットして醤油と香辛料ベースのスープでひとまとめに2~3分煮込んだ後、ビニール袋かお皿に入れて渡してくれる。その時、辛いタレと辛くないタレのどっちかを選ぶ。
…という流れなのだが、この頃の僕の中国語力ではハードルが高かった。
鸭爪も避けていたが、飲んでる時、Yianにノリで食べさせられた。
パソコンやスマホ、その他電子機器を持ち込んで、いろいろと調べ物や書き物をする旅だったのだが、朝7:00から10:30くらいまで誰も降りてこなかったので、その間一階フロアは僕のプライベート・オフィスとして使わせてもらった。
英專路にあるカフェ「緩緩早午餐 Slowly Brunch」にも彼らと来て、昼食を食べた。
淡水ではWiFiがあるお店を探すのに苦労したが、この店にはWiFiがあった。
まだ、欲しいSIMカードを手に入れる前だったので、この店でのWiFiは結構ありがたかった。ずーっとホステルでPCをたたいていると煮詰まってくる。その点、一か所でも場所替えができれば結構気分転換になる。
ちなみに僕が手に入れたかったSIMカードは
「台湾大哥大」という通信キャリアの
僕の知る限り、台湾で販売されているプリペイドカードで契約期間が最長で、さらにネット上でチャージすると期間が延長できるというもの。
同じ台湾の電話番号を長く保持したい人にはこれがお勧め。日本に戻ってもウェブ上でチャージを繰り返せば永遠に同じ台湾の電話番号を持てる…はず。…3Gだけどね。
空港では「通信し放題」などの高価なSIMしか売っていないので、淡水までSIMカードなしできたのだが、ここでもゲストハウスのスタッフがついて来てくれて色々助けてくれた。
主に英語の喋れる台湾人の大学生Huanjieと話す機会が多かった。
絵を描いているのは香港からバイトで来てた大学生のペインターAda。
左がXiaomi、右がHuanjieの後輩のYian。
5人ほど夏休みのヘルプスタッフがいたのだが、台湾の大学生のリネンスタッフと呼ばれる学生が3人、あと2人香港からこういう風に絵を描いたりするスタッフが来ていた。
台北yes背包客民宿-淡水店(台湾)