MRT 蘆洲站(蘆洲駅)
ここは台北市と基隆市を取り囲むようにして台湾の北端を占める「新北市」の蘆洲区。
一応どこにどんなものがあるかはチェックする。
もう午後の15:00過ぎなんだけど、結構閉じられたシャッターが目立つ。
MRT駅近くの交差点のその先ですでにこんな様子。
この交差点を渡った角にあった食堂に入る。
…料理の名前って難しい。滷肉飯(Lǔ ròu fàn)とか麻婆豆腐、回鍋肉、火鍋(鍋料理の総称)、饅頭などのメジャーな食べ物や料理の総称は覚えているが、実際は「●●火鍋」とか「××炒飯」とかメニュー名で呼ばれる。
この店ではちょっとした失敗をした。
食堂や熱炒では、メニュー表にチェックして注文するスタイルに慣れていた中、この店は料理しているお母さんに直接頼む方式。
僕は肉燥飯(Ròu zào fàn.) だけでよかったんだけど、
お母さん 「おかずはどうする?空心菜炒めでいい?汁物は?●●汁がおいしいよ(招牌菜)。」
と元気よく聞かれる。
勢いに押されついつい
僕 「好好,那就這樣吧(はい、そんな感じでいいです)。」
と言ってしまった。
いままでお勧めされて注文した経験がなく、自分から頼んでいたのもあり注文しすぎてしまった…。
こうなったのにはもう一つ原因がある事を思い出した。
台湾では滷肉飯(ルーローファン)などは日本で言えば「ご飯(ライス)」に相当し、おかずや汁物と一緒に食べるのが普通なのだ。
僕は今まで滷肉飯(ルーローファン)を「牛丼を食べる」感覚で見てしまっていて、単品で食べるのに慣れていたから勝手に勘違いして忘れていたのだ。
お母さんの「おかずは?汁は?」という疑問は台湾の人からしたら至極当たり前。
…でも結果、食べられる量でよかったぁ。
しかもかなり美味し~い。
蘆洲(台湾新北市)