台湾 新店駅~銀河洞越嶺歩道
台湾 新店駅~銀河洞越嶺歩道。ゲストハウス台北イエスのスタッフ達に誘われるまま午後から小旅行に出かけることにした。MRT新店駅からバスに乗って山を登ってその上にある「銀河洞」と呼ばれる滝や洞窟の寺社を見学したり、新店の河でボートに乗ろうというものだった。…後で気づいたのだが、スタッフ5人中4人も半日、ゲストハウス空けても大丈夫なの…。数日前高校生の団体が突然入ってきたが、その時のスタッフの忙しそうな光景を見ているので、もしスタッフ一人の時に団体が入ったらどうなるんだろう…と想像してしまった。でもまあ、この機会を逃したら「銀河洞越嶺歩道」に行く機会はないだろうからもちろんみんなと一緒にいく。
台湾には何度か来ているが、松山新店線の終着駅・新店駅に来るのは初めて。駅の目の前にはバスターミナルがあり、MRTの走っていないその先の場所に人々を乗せて走っていく。
台湾 新北市 新店区
新店駅からバスに乗り、銀河洞越嶺歩道の最寄りのバス停で降りてあとは徒歩。
銀河洞越嶺歩道を登って銀河洞に到着。
…と一言で書いたが、ここに到着するまでの間の登山道は結構大変で、Mifen 22歳、Yian 18歳は結構きつそうで、特にMifenは僕の前後でリアルに「ハーハー」ときつっそうな喘ぎ声を響かせていた。
香港人のAdaが先頭を切って山を登っていく。
大きくはないが細長く不思議なたたずまいの滝「銀河瀑布」。
銀河洞は山壁の洞窟を利用してお寺にしていて、そのお寺に上がるためにコンクリートの階段を山壁にくっつけて建てた感じの造り。
香港人のAdaはアーティストなので、こういう不思議空間が気になるのか、しきりと写真を撮っていた。
急な階段を上ると初めの洞窟の中には観音菩薩が祀られていた。
「純陽宮」という廟らしい。
そしてさらに上に上るとこの光景。
この水しぶきが下に落ちてキラキラする感じから銀河の星々を連想して銀河瀑布(銀河の滝)、銀河洞(銀河の洞窟)と名付けられたようだ。
そして最上部の洞窟にはこの仏様。
Huanjie達に「誰、こちらの方?」と聞く。
…一応有名な人物らしいが結局わからなかった。
実はここから「猫空ロープウェイ」のある「猫空駅」まで歩いて行けるらしい。
道しるべによれば距離は1.9km。
この「銀河洞越嶺歩道」を道しるべに従って歩いて行けば、猫空の「樟湖歩道」に突き当たるようで、途中にはお洒落なカフェや観光スポットもあるようだ。起伏の多い道なのでたったの2km弱だが、2時間程度はみておいた方がいいとの事。
でもまあ、銀河洞に登るだけで息が切れているのが2人いるので、今回はたくさん記念撮影をして山を下りることにした。
MRTがない郊外ではバスしか公共交通手段はないが、この辺りはこういった感じで急に田舎色が濃くなる。
Mifenがバスを一本逃すと次がなかなか来ないから急ごうと急かすが、5人の集団はなかなかまとまらず、結局一本バスを逃した。。。
…まあ、ゆっくり行こうぜ。
なんとかバスに乗り込み、新店駅まで戻った。
碧潭風景区・新店渓
次は新店駅のそばを流れる新店渓(新店川)に向かう。
ボートが見渡せる場所に来た時点で少し集団が立ち止まる。
「…どうする、アヒルのボート、乗る?」
ってな感じ。
結局リーダー格のHuanjieの「行こう!」の一言で決定。
30分、60分刻みで、2人乗り、4人乗りが選べる。
僕たちは5人だったので2人乗りと4人乗りを30分借りて、救命胴着を着用しボートに。
人力と電動があったが人力を借りた。30分河の風に当たり、写真を撮ったり、軽くはしゃいでボートを下りた。
淡水に帰ってくるともう真っ暗。
このあとMifenと僕はもちろんビールに走った。