台北 剥皮寮歴史街区
オランダの東インド会社が統治を開始するまで文章文献による歴史的記録がない台湾。1624年-1662年のオランダ占拠、1662年-1683年の明鄭統治、1683年-1895年の清国支配、1895年-1945年の日本統治時代、そして1945年からの中華民国統治と統治者を変えて文明が変遷してきた。この剥皮寮歴史街区は清朝支配時代に形成された町で、中国から送られてきた木材を剥いで紙を作ったことからこの名前になったと言われている。古くは萬華地区は「艋舺」と呼ばれた。
龍山寺を出て道沿いに左に5分ほど進むと「剥皮寮歴史街区」が見えてくる。
迪化街と同じく、淡水河を往来する港町として栄え始める萬華地区の一角にある剥皮寮歴史街区も清王朝支配時代に大陸・閩南地方(福州)からの移民が増えだし一時は台湾最大の港町にまで発展した。
今ではノスタルジックな街並みから国内外多くの映画のロケ地になっていたり、若いアーティストの活動の場になっている。
2020年1月1日の剥皮寮歴史街区。
龍山寺地下街
龍山寺の前の賑やかな「龍山寺地下街」に入って、
龍山寺站に。