瑞芳の町
瑞芳は基隆河が流れていることから台湾東部への中継都市として成立した小さな街だったが、金瓜石や九份で金鉱が発見されると中継基地として急激に発展した。現在では十分、九份や黄金博物館のある「金瓜石(Jīnguā shí)」、黄金の滝と十三層遺址のある「水湳洞(Shuǐ nǎn dòng)」に行く際の列車やバスの乗り換え地点となっている。
瑞芳の町に着くと全員でホテル探しを開始。
ホテル名「Good Sleep B&B」と住所(通り名と番地)を手掛かりに「さあ探そうぜ。」と言うと一気に全員ばらけた(汗)。
積極的なのはいいが反応が早すぎて制御不能な集団。
この辺なんだけどな…。
と通りをうろうろ行ったり来たり…。
瑞芳駅前にはそんなに多くのホテルがある訳ではない事はわかっていたし、通り名は当たっているのでこの道沿いなんだけど「Good Sleep B&B」という看板が見当たらない。
「あ、この住所の場所ここだ…。」
と上を見上げると「好眠旅店」の文字。「旅店」って書いているからここも宿泊施設なんだよな…。
…ん?
「好眠=Good Sleep」
…ここじゃん…。
Booking.comでは「Good Sleep B&B」って書いてあるからその文字ばかり探してた…。
瑞芳 Good Sleep B&B(好眠旅店)
Good Sleep B&B(好眠旅店)は駅から徒歩1分ほどの旅人にはめちゃめちゃ便利な立地にあった。
また、5人で一泊¥7,662-で300元分(約1,094円)の朝食券も付けてもらったので、素泊まり計算だと一人当たり¥1,314円。僕たちからしたら「正月」のハイシーズンなのに…。
この宿はビルの2階部分を宿泊施設にしており、チェックインカウンターや飲食スペースなどはない。
廊下にインターフォンが2つあるが繋がらず、管理人さんを呼ぶときは玄関の呼び鈴を押したらどこからともなく管理人さんが出てきた。
瑞芳駅前なのでコンビニもスーパーマーケットも飲食店もあるし、瑞芳老街までも徒歩3分というところだ。
ちょっとデザインが古い気もするけど、部屋も広め。
お湯もバンバン出る。
まだチェックインの時間になっていないので管理人さんに相談して荷物だけおいて街に出る。これから十分まで行く予定。
ちなみに写真の室内はまだ清掃が終わってないので多少散らかっている。
十分に向かう前に瑞芳の町を軽く散策する。
街の西側にある中山路。右手に小学校があり、その先には橋が架かっている。
ホテルの道斜め向かいにある「一口酥餅舖(Yīkǒu sū bǐng pù)」。
中華圏の定番の朝食「油條(揚げパン)と豆漿(豆乳)」。
正直中華圏には結構行ってるし、中国語を学習し始めたころからこの二つが朝食の定番だとは知っていたけど、食べるのは初めて。
シンプルで好きかも。
…なんだか食べ物屋さんを見つけたら必ず寄っていって結局買っている女性陣。
娘(ニャン)はさっき歩いてる時もなんか食ってたのに…。
とりあえず4人が食べている間に街をうろついて情報収集。
十分は台鉄で行けるからいいんだけど、九份はバスで行くつもりで、しかも乗り場は駅前じゃないようなので少しでも情報収集をしておきたい。
タクシーでの料金表。
瑞芳駅~九份老街 205元、瑞芳駅~十分寮 545元というのは新北市政府のオフィシャルサイト上でも決められている。
瑞芳の散歩地図と瑞芳周辺の観光スポットの紹介。
瑞芳駅の広場の横。
このレストランの2階に「基督教(キリスト教)」の瑞芳支部が入ってる。
瑞芳の駅の正面に頂好スーパーマーケット(Wellcome)。
香港で展開する恵康スーパーマーケットと姉妹会社で親会社はイギリスの「ジャーディン・マセソン・ホールディングスリミテッド」という会社。
※2020年に台湾の「頂好スーパーマーケット」はジャーディン・マセソンから売却されている。
10分ほど街をうろついて「一口酥餅舖」に戻ってくると…。
…まだ食ってる(汗)。ってかなんか追加したでしょ…。