夜のウラジオストク
ホテルのあるフォンタンナヤ通り。
夕方、仕事を片付けたアンディと合流しウラジオの街に出掛ける。
さすがに気温25度の沖縄を出て、気温16度のソウル、氷点下-2度のウラジオストク。
気温差が大きいので寒く感じる。
風がない時はそうでもないが、この辺りは海風がすごく、 風が当たる場所と当たらない場所でものすごく体感温度が変わる。
オケアンスキー通り。
アンディいわく一昨日から急に冷えて、昨日は少し吹雪に近かったらしい。
久しぶりの雪で足元も少々おぼつかない。
凍ってツルツルの所と雪でサクサクの所の感覚がまだつかめていない。
セメノフスカヤ通りにある比較的両替レートがいいという両替所で日本円を5万円分ロシア・ルーブルに両替する。
アジアの街角によくあるガラス張りの正面に小さな受け渡し口というスタイルではなく、 店内に入り警備員に両替の旨を伝えOKとなれば扉を開けて小部屋に入り、 パスポートと現金を渡して両替をするというスタイルだ。
しかし、この両替所、ロシア語の読めない僕たちには外観的に何の店なのかさっぱり分からない。
ロシアの商店の特徴として、街の通り沿いは日本と同じくお店が並んでいるのだが、 防寒の為、外扉、内扉と二重扉になっているのがほとんどでガラス越しに店内を覗いてみても 中が見えないため何のお店なのかよくわからない。 (ちなみに夏場は内扉を取り外すお店もあるらしい)
もちろん看板が出ている店が多いがほとんどはロシア語で書かれていて僕たちには読めない。
コーヒーのイラストや分かりやすいロゴ、若しくは英文や中文の店名だと想像もつくがそう多くはない。
オケアンスキー通りを下りきるとスヴェトランスカヤ通りの向こうにウラジオストク中央広場。
別名革命戦士広場。
中央広場の並びにウラジオストクのランドマーク的存在である「プリモールスキイ地方州政府庁舎」。
シベリア鉄道の東の起点、モスクワからの東の終点ウラジオストク。
…スウェーデンで初めて聞き知ったシベリア鉄道にやっと触れる事が出来た…。
ウラジオストク(ロシア)