ウラジオストク ロシア料理 ポルトフランコ
ウラジオストクのスヴェトランスカヤ通りとアレウツカヤ通りの交差する角地、プリモールスキイ地方州政府庁舎向かいの建物の地下にあるロシア料理レストラン・ポルトフランコ(Portofranko)で夕食をとる(住所:Svetlanskaya 13, Vladivostok)。…実は今回持ってきた上半身に着る服はタンクトップとノースリーブ、Tシャツだけ。そしてこの時着ていたのはノースリーブシャツ。店に入るとアンディがコートを取り店のクラークに預ける。S氏にも僕にもそれが当たり前かの様にコートを預けろという…。…あれ、なんかまずい…。「あの~、コート着たまま店に入ったらだめ?」と聞くと駄目らしい。さすがに僕の言動におかしいと思ったアンディは「もしかしてノースリーブで来ちゃったの?」。…どうやらレストランでのドレスコードは常識らしい(汗)。…アンディのしどろもどろな説明で店員を説得し、マネージャーまで出てきて奥の席に座る事で話がつき、アパートまで引き返さないで済んだ。…あまりにもアンフォーマルな服装はちゃんとしている他のお客様の気に障るというのがドレスコードの考え方らしい…。
オーストラリアはワーキング・ホリデー、 アムステルダムなどヨーロッパはヒッピー、 シンガポールから始まったアジアもヒッピー、 韓国とかもゲストハウス住まい、 上海も宿舎住まいで学食とラーメン屋 という比較的低層な旅行スタイルの僕に「ドレスコード」とか言われても…。
まあ、気を取り直して…。
ロシア料理レストラン・ポルトフランコの店内はシックなちょっと大人なムードのレストラン。
アンティークなピアノや…。
アンティークな家具…。
豪奢なシャンデリアといったインテリアがあしらわれている。
船頭を模したバー・カウンター。
…この壁画の意図がよくわからない。
「アンディ、この壁の絵ってロシア的?」
「うん…。よくわからない。あんまり好きじゃないな。」
「…。(会話終了)」
まずはビールでいいかと聞かれ、 日本のビールもあるけどどうするか問われる。
僕的には当然地元の物を頂きたいので
「ロシアのビールがいいな。」
というと すかさず
「日本のビールの方が旨いよ。」
と返してくる。
…それを言っちゃあ、世界中日本の物しか口にできないっしょ。
ウィークデーで僕たち以外には一組しか客が入っていないからなのか料理が出てくるのは早かった。
日本ではあまり馴染みのない料理が並ぶ。
もちろん好みの問題はあるが僕的にはそれなりに美味しくいただけた。
ウラジオストク リカーショップ
ロシア料理レストラン・ポルトフランコでの食事を済ませアパートに戻る時、アンディに飲み足りないからリカーショップ連れてってと頼むと、 アンディのオフィスの隣にあるこの店に連れて行ってくれた。
…よく見るとワイングラスのデザインがあるが、自力だけでこれがリカーショップと判断できるかと言えば難しい気がする。お店も地下なので外扉を開けただけでは階段しか見えない。
入口は狭いが店内は3つの部屋があり割と広く、様々なお酒が綺麗にディスプレイされていて、つまみ用のハム、ソーセージ、ポテトチップス、乾物など、 部屋飲みのアイテムはこの店だけで一式揃う感じ。
買い物が終わってひと言
「スパスィーバ(ありがとう)」
って言ってみる。
…通じたようだ。
「アンディ、俺の発音通じてる?」
「あぁ、問題ないよ。」
…これから急激に俄かロシア語にはまっていく事になる。