ウラジオストク バタレイナヤ通り
バタレイナヤ通りにある遊園地の施設内にあるレストラン。来る前からウラジオストクは早ければ一日。二日もあれば見て回れると言われていたが、なるほどそんな気がしてきた。特に売りがあるわけでもない遊園地(誰もいないし)や水族館に入るかっていうと ディズニーランド・パリとか 沖縄のちゅらうみ水族館、 ドバイモールの水族館 と比較してしまうのでやはり入る気にはならない。でも折角来てるんだから見れるだけは見て回りたいという事で散策は続く。
なんとなく人っ気のない遊園地が気になり少し入ってみるとこのお店があり、 中から陽気なオジサンが出てきて50cm程の金串に刺さったシーフードやお肉を見せながら 「こんなんあるぞ、食べていかないか~?」といった感じで話しかけてきた。
…俗に言う「変なのに捕まった」感はあるが、そこは僕の悪いところでこのオジサンに「いらんいらん」のゼスチャーで付き合う。
「ニイハオ」を連発するので「ヤ・イッポンスキー(僕日本人)」などと頑張って覚えたロシア語で応戦。
なんだかここまで遊んでもらって悪いので
「ドゥヴァ・クォヒェ・パジャルスタ(2コーヒー・プリーズ)」
と コーヒーで勘弁してもらう。
巻き込まれたS氏の顔が「また…。変なのに乗っかっちゃって…。」って言ってるのがわかる。
スマン。
あきらめて楽しんでくれ…。
結局、店内にいたプチ酔っぱらいの客と盛り上がりこの写真。
このオジサン達、悪乗りが過ぎて上半身裸になり、気づいた店員に叱られていた。
…さてここらで逃げとかなきゃ。
遊園地のペイブメント。
フォンタンナヤ通りまで戻った。
あ~、これってロシアの誇るバレエの教室だ。
スハノヴァ・スクエア
アパートメントのあるフォンタンナヤ通りを登り切った右手に行くとすぐそこはスハノヴァ通りに接する「スハノヴァ・スクエア」。
公園の中のベンチの隣に本棚。
ちゃんと本も入っている。
雪にさらされる青空公園で木製のちゃんとした本棚…。
ちょっと日本ではない感覚だ。
スハノヴァ通りまで出て引き返す。
この先を行くと「鷲の巣展望台」。
フォンタンナヤ通り最頂点とT字で交わるウボレヴィチャ通り。
これを登りきるとボクロフスキー公園がある。
レストラン&ビアパブ「リパブリック」
今晩もアンディがいないので2人でフレッシュ・プラザの2階にあるリパブリックで地ビールを飲もうという事になった。
ここでもロシア語での注文を試みる。
190cm位あるんじゃないかと思われるビア・サーバーの男性に大きめの声で
「ヤ・ハチュゥ・ドゥバ・エタ・ビーヴァ。」
とビールサーバーを指を差しながら言ってみる。
※「私・欲しい・2つの・この・ビール。」と言いたい。
えっ?文法は合ってるかって?
それは知らない。気にしない。
…ちゃんと出てきた。
200ルーブル(約335円)を払う。
しかし僕はどうしちゃったんだろう…。
文法も単語もちゃんと勉強したのに喋る事に対する抵抗が最後まで拭えなかった 上海留学での中国語の事を考えると、今はロシアに来てから覚えた10数個の単語でコミュニケーションを取っている。