鷲の巣展望台 キュリロスとメトディオスの像
ウラジオストクのPR写真でよく見るこの構図は大体キュリロスとメトディオスの像がある「鷲の巣展望台」から撮影されたものだ。坂道の多い「東洋のサンフランシスコ」ウラジオストクなので見晴らしのいい高台もある。
午前中のインタビューを一件終えて「鷲の巣展望台」に行くためにオケアンスキー通りからセメノフスカヤ通りに入る。
フレッシュ・プラザ同様のインテリジェントビル「ビジネスセンター Dinas」。
ヒュンダイホテル(現ロッテホテル)の脇を通り過ぎウポレヴィチャ通り、スハノヴァ通りに入りスハノヴァ・スクエアを左手に見ながら東に進む…。
11月の中旬なんだけど天気が良くて晴れて積雪がないと非常に活動しやすい。
ニコライ・ムラヴィヨフ=アムールスキー記念碑。
1847年東シベリア総督に就任しロシアの極東政策に取り組み、1858年のアイグン条約によりロシア領土の大幅な拡大に貢献した人物。伯爵。軍人。政治家。外交官。
金角湾横断橋の入口の道路を渡って少し坂を上がると…。
ウラジオストクを代表するこの金角湾の光景に出合える。
下に向かうケーブルカー乗り場があった。
そこから反対側、道向かいの丘の上に「鷲の巣展望台」が見える。
僕達は歩いて鷲の巣展望台に来たんだけど、クローバーハウスとかからなら、38番か68番のバスに乗ってケーブルカー乗り場最寄りの「フニクリョル」バス停で降りるというアクセス方法がよく紹介されている。
ウラジオストク「鷲の巣展望台」
ケーブルカー乗り場を通り過ぎ右手にある階段を降りてスハノヴァ通りの下を横断するトンネルを抜け「鷲の巣展望台」を目指して階段を上っていく。
「鷲の巣展望台」の階下にあるお土産屋さん。
この辺には公衆トイレはないので、 もよおした場合はこのお店のトイレを借りるしかない。
土産屋さんの入口付近にトイレはある。
「鷲の巣展望台」からの眺望西側。
…ここも フランス・リオン のつり橋の様に鍵がたくさんかけられてあった。
「鷲の巣展望台」からの眺望東側。
鷲の巣展望台「キュリロスとメトディオスの像」
「鷲の巣展望台」キュリロス(キリル)とメトディオス(メフォディ)の像。
この二人はギリシャ人宣教師の兄弟で9世紀に文字を持たない言語だったスラヴ語の為に文字を考案したと言われる。
もちろん文字が発明されるとその文化の発展は加速する。
またキュリロスが作ったグラゴル文字は後に発展してキリル文字となった。
この二人がキリスト教を広めるために文字を考案し、スラヴ社会に文字という文明をもたらし、早くも10世紀後半にはキリスト教正教がキエフ大公国の国教となった。
鷲の巣展望台がある丘の上からの北東方面の景色。
赤い屋根に白い壁。
北欧らしいデザインだ。