ウラジオストク レストランZuma
ウラジオストクで人気のアジアンフーズ・レストラン「Zuma」。 鮮やかな赤と暖色イルミネーション、高級感のあるインテリアでモダンな雰囲気が演出されたお洒落なお店だ。 予約しないと入れないなんて風にも言われているが、僕たちはどこで食事をとるか迷って彷徨っているうちにZumaに辿り着き 入れるか聞いてみると運よく入店する事が出来た。
どっかで食事を取ろうということで街に出る。
アドミララ・フォキナ通りってお洒落なお店並んでる。
という事でふらふらと彷徨う。
昼と夜でウラジオストクの街の感じは変わるんだけど、1週間もいると狭い街なので大体の地理感はつかめる。
優柔不断さが祟りディナモのスタジアム近くまできてしまった。
もうこれ裏道じゃん。
この先なんかあったっけ…。
とか思いながら歩いていたら…。
なんだこの建物…?
ウラジオストク レストランZuma
…これが噂のZumaじゃん…。
空いてる席があるか聞いたらOKの返事。
Zumaは予約がないと入れないと聞いていたのでラッキーだったかも。
エントランス横のクロークルームにコートを預け番号タグをもらう。
もちろんドレスコード。
番号タグもお洒落。
Zumaの2階の店の正面側の席に案内された。
店内もイルミネーションとインテリアの色使いでお洒落さを演出している感じ。
メニューをもらいビールと料理を注文する。
Zumaは日本や韓国、中国などの東アジア、そしてタイ、シンガポール、ラオスなどの東南アジアなどの料理を基本にヨーロッパの料理もメニューに入れている。
でもまあ、アジアンテイストで知られているし、メニューを見ると蟹やムール貝、ホタテ、牡蠣といった高級食材の料理が主体といった感じで、ウニの刺身とかもあるんだけど、生食できる食材の調達ってかなり大変なはずなので、食材にも相当こだわっているんだろう。
メニューも写真付きなのでどんな料理なのか視覚的に分かる。
トイレに行く時に店内をぐるっと回ってみたら、ウェイティング・バー、オープン・キッチンにカラオケ・ルームらしき部屋もあった。
僕達の座っているエリアと、キッチン近くのエリアは別の店かと思うくらい雰囲気が変わる。
スタッフの対応も良好。
確かアンディもZumaのサービスを褒めていて、スタッフの給料も通常の倍くらいあり、 勤務先としても人気の為、スタッフもいいサービスを提供していると言っていた。
…首になると痛いもんね…。
大体のスタッフが英語の対応はできるようだ。
ちなみに日本語は無理っぽい。
僕たちの席に着いたスタッフに中国語はどうか聞いてみたが「無理!」と言われた。
もう一つ気になったのはホールスタッフのテーブルの拭き方。たまたまだったのかもしれないが、 僕の斜め前のテーブルを拭いていた女性、ものすごく丁寧に車にワックスでもかけるかのようにたっぷり5分はかけてテーブルを拭いていた。
…いや。テーブルを磨いていた。
料理の味は、もちろん美味しいんだけど、日本人にはまあまあかも。
Zumaの料理がどうというよりは、日本の居酒屋やレストランのレベルが高すぎるって言った方が正しい。
近くの席に10人くらいスタッフが集まっていったのでなんなのかと思ったら「バースデー・ソング」。
演出もいいね。
喫煙所は当然外なんだけど、こんな感じで上からヒーターが…。
喫煙者にも配慮があって、身も心も暖かい。
夏場になると「Zuma Patio」というテラス席も準備されるようだ。
食事を済ませてクロークのシブいおじさまに写真をお願いしたらこのスマイル。
お会計は他のロシアレストランの1.5倍~2倍と言ったところだが、そこは納得の料金。
噂通りレストランZuma、素敵なお店でした。
ちなみにフォンタンナヤ通りはどの地図を見ても鉄道にさえぎられ分断されているように見える。
同じフォンタンナヤ通りなのに渡れないように見えるのだが、 実はこの線路を横切りもう一本のフォンタンナヤ通りにちゃんといける。
Zumaはフォンタンナヤ通りの西端、僕たちのアパートメントは東端といった位置関係だ。
さて、リパブリックで飲み直そう。