ウラジオストク – ロシア語学習

ウラジオストク ロシア語学習

ロシア語で会話したい

ウラジオストク – ロシア語学習。

ロシアに着いた瞬間ロシア語への興味が芽生えた。今回の旅は朝、夕は比較的時間があったので 暇があるとロシア語について調べ学習ノートも作ったのでその一部をご紹介。 ただし僕はロシア語の専門家でも何でもないので、ここでの情報はあくまでも個人のロシア語学習記録として参考に。


 

今回はロシア語学習の準備をしてきたわけではないので、

・Google翻訳。
・インターネットのロシア語学習サイト。
・アンディへの質問。

といった方法を使って勉強した。

…実は去年ロシア語のテキストを買って一か月ほど勉強したことがあるので完全にゼロからの学習という訳ではないが、 ロシア語アルファベットはキリル文字で33文字あるとか、キリル文字の発音とか、簡単な単語とか、男性女性名詞があるとか、 語形変化するなどのいわゆるロシア語概念しか頭に入っていない。

 

ロシア語の単語について

ロシア語の名詞には男性形、中性形、女性形があり、その後に続く動詞は名詞によって変化する。
人称代名詞も単数・複数それぞれ一二三人称まであり、6タイプに分かれる。

 

ロシア語の発音について

※R音は軽い巻き舌。
※V、F音は下唇と上歯をつける。
※英語のLのように上歯に舌先をつける音もある。
※英語の語末のTのように詰まる音もある。
中国語のchuのような舌先を丸める音もある。
※d/t、p/bの中国語で言う有気音/無気音がある。

フランス語やスペイン語と似たような特徴があって、中国語の要素が入る感じかな。

 

ロシア語の名詞の格変化

日本語対訳 機能
主格 は型 ~は・~が 主語・述語
生格 の型 ~の 所有・所属
与格 に型 ~に 間接目的
対格 を型 ~を 直接目的
造格 で型 ~で・~として 手段・職業
前置格 前置詞型 前置詞の意味 前置詞と

 

ロシア語を喋るために…

さて、ここいら辺までまとめてみた。

こういったまともな学習をしていては帰国までにロシア語で喋る機会など生まれない事はわかっている。

なんとなくロシア語概観が分かったところで、

・キリル文字の読みは捨てる。
・人称代名詞は原型以外は捨てる。
・名詞の格変化は捨てる。

事にし、

・使えそうな単語や会話を丸覚えしてたくさん使う。
・発音だけはGoogle翻訳の音声認識機能で認識されるまで練習する。

そういう事にした。

使えそうなロシア語の単語と文章

Здравствуйте. ズヴドラーストヴィチェ こんにちは。 Hello.
Пока-пока. パカパカ バイバイ。 Bye-bye.
До свидания! ダ スヴィダニヤ さようなら。 See you later.
Спасибо. スパスィーバ ありがとう。 Thank you.
Пожалуйста. パジャルスタ どういたしまして。 You are welcome.
Пожалуйста. パジャルスタ 言葉の最後に添えると丁寧になる。 Please.
Простите. プラスティッチェ 軽い謝罪。「すみません」 I’m sorry.
Извините. イズヴィニッチェ 呼び掛け。軽い謝罪。「すみません」 Excuse me.
Японский. イィポンスキィ 日本語、日本人。 Japanese.
Английский. アングリィスキィ 英語。 English.
Китайский. キタイスキィ 中国語、中国人。 Chinese.
Пиво. ピィヴァ ビール。 Beer.
Кофе. クォヒェ コーヒー。 Coffee.
Сигарета. スィガリエタ タバコ。 Cigarette.
Вода. ヴァダ 水。 Water.
Да. ダー はい。 Yes.
Нет. ニェット いいえ。 No.
Хорошо. ハラショー 肯定全般。 Good./OK./All right./Fine.
Один. アジン 1 。 One.
Два. ドゥヴァ 2 。 Two.
Три. トゥリィ 3 。 Three.
Большой. バッショイ 大きい。 Big.
Маленький. ンマァリンキィ 小さい。 Small.
Что シトォー What
Где グジェー どこ Where
это. エタ これ。 That.
Я ヤァ 私。 I.
Как дела? カックジラァ お元気ですか? How are you?
Я хочу это. ヤ ハチュゥ エタ これが欲しいです。 I want this.
Вкусно! フクースナ 美味しい。 Taste good.
Счет пожалуйста . シュット パジャルスタ お勘定をお願いします。 Check please.

実践

上の表の単語や文章を書き出したが、 実際に使う場面が多かったのが、

ズヴドラーストヴィチェ(こんにちは)
パカパカ(バイバイ)
スパスィーバ(ありがとう)
イズヴィニッチェ(Excuse me.)
ヤ ハチュゥ エタ(これ下さい)
パジャルスタ(Please./ You are welcome.)
ピィヴァ(ビール)
クォヒェ(コーヒー)
チャイ(紅茶)
ダー(Yes)
ニェット(No)
ハラショー(Good./OK./All right./Fine.)
ドゥヴァ(2)
イィポンスキィ(日本語・日本人)

といった感じ。実際これだけでかなり通じる。

相手のロシア人も「あ、この人ロシア語あまり喋れないな。」 と分かって対応してくれるのでコーヒーが飲みたい時は、

イズヴィニッチェ、 ヤ ハチュゥ ドゥヴァ クォヒェ パジャルスタ。
(すみません、 私 欲しい 2 コーヒー お願い)

で意味は通じる。

この場合一般的に言って相手に聞かれそうなのは「砂糖は?ミルクは?」という質問。

ダー(はい)かニェット(いいえ)

で返せばいい。

お金を払った後は、

スパスィーバ(ありがとう)

一口飲んでおいしければ、

ハラショー(Good)。

本当は「フクースナ(美味しい)」なのだろうが、 いい意思表示の時はなんでもハラショーで通じる。
そして店を出る時は

パカ(Bye)。

レストランでは写真付きのメニューを指さして、

ヤ ハチュゥ (I want)+
エタ アジン(これひとつ)、
エタ ドゥヴァ(これふたつ)、
エタ アジン(これひとつ)。

で問題なかった。

注文の確認をされたりするが、 そこはさっぱり聞き取れないので、 なんとなく合ってたらハラショー(OK)と返す。

カフェで声を掛けられた時「キタイスキィ」とか聞き取れたので、

ヤ ニェット キタイスキィ(私 違う 中国人)。
ヤ イィポンスキィ(私 日本人)。

と返した。

…これ、後でアンディに確認すると正しくは違うが通じるとのこと。

正しくは
Я не китаец.(ヤ ニェット キタエツ)
Я японец.(ヤ イィポーニエッ)

中途半端な知識で「が、は、の、に、で」などの助詞を使うより、 「私+基本動詞」で話した方が伝わる。

日本語でも
「これ頂けますか。」と伝えたい場合、
「私 これ 欲しい。」
と言われるのと、間違った助詞を使って
「私 の これ 欲しい。」
と言われる場合では間違った助詞「の」が入る分意味が伝わりにくくなる。

中国語学習での反省として今回の旅ではこんな感じで「単語ロシア語会話」を できる限り実践した。

反復練習あるのみである。

 

ウラジオストク国際空港(ロシア)地図