道の駅かでな – 嘉手納町
「道の駅かでな」は2003年4月26日「嘉手納町 屋良東部地区 地域振興施設」としてオープンし、その年の8月8日に「道の駅」に登録された。そして2022年4月28日に展望所などを増設する形でリニューアルオープンした。道路を挟んで隣接する米軍嘉手納基地が一望できる展望フロアが特徴的で、平日でも巨大な望遠レンズを持ったカメラマンを含む多くの見学者で賑わう。
イートスペースと呼ばれる1階のショップが集まるエリア。
平日なんだけど、ざっと20人くらいの人がいた。
道の駅かでなは大型バスの駐車場が10台分ほどある。
なぜかと言うと平和学習の修学旅行が多く訪れるから。
修学旅行のバスが入る時は、この道の駅、人で溢れかえるのが想像にかたくない。
1階のお土産屋さんの扱うアイテムもちょっと特徴的で、米軍がらみの商品が多い。
米軍航空機の写真とか額縁入りで売ってるのは道の駅かでなくらいでしょ。
店内に入っても米軍アイテムが大半を占める。
上階の施設入り口。
上階へのエレベーターはここともう一か所、合計2基ある。
休憩所。
3階 学習展示室。
平和学習ガイドも実施しているようだ。
4階展望フロア。
4階にも飲食店のショップが入っている。
そしてこちらが展望所。
仕事柄平日に道の駅に行くことがたまにあるんだけど、平日でこの客入りはかなり珍しい。
東アジアで最も広く、運用の活発な米軍基地、嘉手納基地。
東京ドーム約420個分の広さを持つ。
嘉手納基地には、全長3,689m、幅91mのものと全長3,689m、幅61mの2本の滑走路があり、この滑走路もアジア最大級と言われている。
展望所から見られる航空機のパネル展示。
本当に街の中に基地があるんだよね。
この嘉手納基地の周りの道路、普通に通ってるもんね。
展望フロアの入り口の情報には、現在の騒音がわかる掲示板が設置されていて、戦闘機が飛び立つたびに数値が跳ね上がる。
駐車場側の入り口に野國總管の像。
嘉手納町のご当地キャラクター、野國いもっち。
第45回 野國總管まつりのポスター。
野國總管(のぐにそうかん)は嘉手納町(北谷間切の野国村)出身で進貢船の総管を務めた人物で、1605年に中国から甘藷(さつまいも)を持ち帰り栽培普及した事で知られる。
当時は当然農業技術などが発展しておらず、干ばつなどで農作物の収穫が安定しない中、甘藷は高温や乾燥に強く、やせた土地でも育つ丈夫な食物だったため、この伝来が多くの人々を救った。
また、野國總管が持ち帰った甘藷は後に儀間真常(ぎましんじょう)によって「野国いも」として琉球全土に広められ、さらに「琉球いも」として薩摩に伝わり、さらに日本全国に「薩摩いも」として広まっていった。
野国村出身の総管という事で「野國總管」と呼ばれているが、本名ははっきりしていない。
しかし、徳川家康が征夷大将軍に就き、江戸に幕府を開いたのが1603年(慶長8年)なので、琉球王国ってすごく早い時期から躍動してたんだね。
道の駅かでなの一般駐車場の隣には「駐留軍等労働者労務管理機構 沖縄支部」。
道の駅かでなは、沖縄が米軍の島だって強く感じられるエリアだね。

