与那原そば本舗「三倉食品」
那覇市港町の端にある「沖縄県中央卸売市場」。住所的には那覇市の港町に飛び地的にある浦添市の区画で「浦添市伊奈武瀬1丁目11−1」となる。仲卸業者向けの野菜や果物のセリ市なのでセリ自体には一般の人は参加できないが、敷地内にある店舗でセリ落とされた果物や野菜を購入する事はできる。セリは朝6:00から1時間から1時間半ほど行われていて「青果部管理事務所詰め所」で手続きをすれば一般の人でも見学可能。別棟になっている「花き棟」では月・水・金の夕方4時からお花のセリが行われる。…とまあ「沖縄県中央卸売市場」の紹介をしつつも今回の話の内容は卸売市場に入っている「与那原そば本舗 三倉食品」さんの沖縄そばのお話。
「与那原そば本舗 三倉食品」のこの店舗は個人的には2005年頃、沖縄観光雑誌の取材きっかけでこのお店の存在を知り通いだした沖縄そば屋さん。
通いだした当初は、他の沖縄そば屋さんに比べて、太麺でスープの出汁がきいていて具材も麺も量が多いのに350円。という安さが目当てだったが、その後2回ほど値上げをしてもやっぱり味で沖縄そばと言えばこのお店に来てしまう。
沖縄に移住して沖縄そばにハマりだすと、あちらこちらの沖縄そば屋に行って食べ比べを始めるのだが、最終的には「名護だと○○そば」、「恩納村だと××そば」という風に好みが絞られていく。…と思う。
僕達の場合は那覇西部だとこの沖縄県中央卸売市場の「与那原そば」か曙2丁目の「あじゃず」しか行かなくなっている。
メニュー的には(小→大)
「ゆし豆腐そば:400円、450円」
「野菜そば:550円、600円」
「中味そば:650円、700円」
「与那原そば:430円、480円、530円」
「ソーキそば:450円、500円、550円、600円」
といった感じ。
(2020/12/末 時点)
店舗にあるテーブルやカウンターで食べる事もあるけど、ほとんどの場合、お店の並びにあるこのオープンスペースにおそばを持ってきて食べる。
ソーキそばマシマシ600円。
一見「食べきれるかな…(-_-;)」ってくらいのサイズ。
与那原そばマシマシ580円。
ソーキそば中500円。
与那原そば中480円。
沖縄生麺協同組合のサイトでみてみると沖縄県内には
「沖縄本島15、宮古2、石垣2、久米島1」
と20件の製麺所があるようなんだけど、製麺所でそば屋もやってるところってあんまりないんだよね。
やっぱ製麺所が作る沖縄そばって…。いいんだろうね。
2022/08/06時点のメニュー表
大盛が「マシマシ」にあたるんだね。