サイトアイコン 世界を旅するフォトブログ

那覇 – 泊いゆまち

那覇 泊いゆまち

那覇市港町泊漁港に隣接する「泊いゆまち」は漁港で水揚げされた海産物を新鮮なまま販売する仲卸業者の施設。2005年5月にオープンし、一般の人にも開放されている施設で当初は地元の人間でにぎわった。やはりスーパーマーケットなどの魚介より、魚の身がしまってプリプリしているうえ、値段も安い。泊いゆまちができる前は那覇の人も宜野湾の人もわざわざ糸満漁港の同様の施設にまで買いに行ったりしていた。しかし、観光客が訪れるようになると、ちょっと様相も変わり、外国人観光客であふれるようになると安さもお得感もなくなってきて僕たちはあまり行かなくなった。コロナの影響で観光客が減って久しぶりに行ってみると「あ、昔の感じに戻ってる。」安くて新鮮。


 

正式名称、沖縄鮮魚卸流通協同組合「那覇 泊いゆまち」。

水産物仲卸業者23店舗が入居している施設で営業時間は6:00~18:00となっているが、売り切れ次第閉店していく。

この日僕たちが泊いゆまちを訪れたのは15:00頃で、すでに3,4店舗店じまいしていた。

 

正面入り口。他に左右2か所づつ、合計5か所の出入り口がある。

 

入り口右手に「沖興水産食品(株)」。

刺身3パックよりどり1,000円の看板が目立つ。

 

「沖縄海鮮問屋」さん。

さかな天ぷら、いか天ぷら各70円が人気(ちょっと前まで50円だったんだけどな~)。

沖縄で言う「天ぷら」は日本料理の薄衣サクサクの天婦羅ではなく、衣厚めの俗にいう「フリッター」。

 

このお店も「3パックよりどり1,000円」。単品で買うより140円も安くなる。

 

「(有)魚しげ」さん。

隣接する那覇漁港で水揚げされた以外の魚も扱っている。

 

「(有)マルカ水産」さん。

那覇漁港の水揚げ量は1日平均で20トンから多い時は50トンで7割がマグロとなっているが、マルカ水産さんはマグロ以外の魚を多く扱っている感じ。

 

こちらはマグロ専門。

メバチマグロ専門なのかな。

沖縄は一年中マグロが取れる上、日本で水揚げされる4種のマグロ、本マグロ、キハダ、メバチ、ビンチョウの全種類が獲れる全国的にもめずらしい漁場のようだ。

そういえば値段が安定してるからか毎日のように刺身食べてるもんな…。

 

1パック1,000円、2パック1,500円。

1パックだけ買うのは絶対損じゃん。

 

水産加工品も。

沖縄の特産品「すくがらす」もある。

 

泊いゆまちの一番奥には魚の「解体場」。

 

早朝に来ればマグロの解体が見れるのかな。

 

ロブスターや、カニ、セミエビ、貝類などを多く扱っている「中真水産」さん。

高級魚専門店。

 

魚のあらも売っちゃうのね。

きっとお出汁用。

 

中トロ、トロなんかも手に入るんだね。

 

泊いゆまち内で唯一の飲食店「丼すし まぐろ屋本舗」さん。

お茶漬け丼380円。

海鮮卵かけご飯480円。

一番高いのが、本マグロ大トロ丼2,150円。

 

ビタロー、アバサー、ミーバイといった沖縄らしい海鮮のお店。

 

「坂下水産(株)」さんは大皿の握り寿司を提供している。

 

「海人市場」さんはもうすでに店じまい。

 

「沖縄中央魚類」さんでマグロの切り落としを購入。

「カマトロ500円にしとくから買って行って。」

と言われた。ちょっと迷ったが

「おかあさん、ちょっとでかすぎ。」

とお断り。

 

泊いゆまち正面入り口から左側の列。

23店舗の魚屋さんが並ぶんだけど、それぞれ特徴があるのが面白い。

自宅から徒歩圏内だし、また通ってみようかな。

 

泊いゆまちの周りには…

泊いゆまちの施設正面に向かって左側の建物は「鮮魚卸売市場」。

 

朝方セリをやっているので昼過ぎの今は閑散としてる。

 

そこで2010年4月、昔の写真を引っ張り出してくるとこんな感じ。

なかなか大きなマグロが揚がる。

 

卸売市場の奥には「泊魚市場仲買人直売センター」。

 

泊いゆまちの正面玄関を出ると野菜屋さんのプレハブ。

泊いゆまちの正面と背面は駐車場になっているが、泊いゆまちがオープンして数年たった頃から駐車場の端に八百屋さんのプレハブが登場。

 

この野菜屋さんも結構お得な野菜があったりする。

 

野菜屋さんの隣に「焼き芋屋」さん。

へー、いつからあるんだろ?

 

那覇 泊いゆまち(沖縄)

モバイルバージョンを終了