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宮城島 – 果報バンタ

うるま市 宮城島 果報バンタ

宮城島・果報バンタ(カフウバンタ)公園。「カフウ」とは沖縄の方言で「幸運」「幸せ」を意味する言葉で、「バンタ」は「崖」を意味する。つまり「幸福をもたらす崖」という意味。ぬちまーす観光製塩ファクトリーの駐車場に隣接する公園で、木々の間を縫うように遊歩道があり、それを海側に抜けると「果報バンタ」がある。沖縄の絶景ポイントでありパワースポットの一つ。


宮城島 ぬちまーす観光製塩ファクトリー

平安座島と伊計島を結ぶ宮城島の「ウージ畑(サトウキビ畑)」の間を走る農道を走っていると

「塩の雪景色 ぬちまーす」

という看板が見える。

看板の矢印に従って進んでいくと…。

 

赤瓦のぬちまーす観光製塩ファクトリー「ぬちうなー(命御庭)」が現れる。

 

ここでは世界初の「常温瞬間空中結晶製塩法」という特殊な製塩方法で21種類のミネラルを含み、塩分が低く、マグネシウムやカリウムが豊富な塩「ぬちまーす」の製造工場が見学できる。

工場の近くの海から直接海水をひいてきて、海水を霧状に噴射し温風をあてて水分を飛ばすという製塩方法。

真っ白な部屋にまるで雪が降り積もったかのように白い塩が積もっていてなかなか不思議な光景。

 

ぬちまーす直営ショップ。

ぬちまーすを使って作った商品がいろいろ売られているんだけど、このお塩、パウダー状でやさしい味がする。

 

「ぬち」とは沖縄の方言で「命」、「まーす」は「塩」を指す。

つまり「ぬちまーす」とは「命の塩」という意味。

 

建物の2階には、ぬちまーすカフェレストラン「たかはなり」がある。

沖縄のブランド豚「美ら海豚」のグリルやパスタ、自家製カレー、ソフトクリーム、塩大福など、どれもぬちまーすを使って調理されている。

お料理の色合いや盛り付け、ソースの配置など見た目にもきれいな料理でいいシェフがいるのが分かる。

 

人口約800人の宮城島の太平洋側のこの海から作られた塩。

まあ、ほぼ自然の海だからきれいな海水だよね。

 

宮城島 果報バンタ公園

ぬちまーす工場「ぬちうなー(命御庭)」。

駐車場を挟んだ丘が「果報バンタ(カフウバンタ)公園」。

 

琉球石灰岩と木々に囲まれた気持ちのいい遊歩道を抜けると、

 

急に海が開け、果報バンタが目に飛び込んでくる。

バンタ(崖)の手前の砂浜は「ンダカチナ浜」。

バンタの反対側には「アクナ浜」がある。

 

観光客らしき先客がいた。

…たぶんガイドブックでもあまり取り上げられないスポットだと思うんだけど、来る人がいるんだね…。

 

琉球石灰岩の隆起が凄いな…。

 

果報バンタ公園内は道がいくつかあり違う道も通ってみる。

 

はなり獄(はなりだき)」の碑。

この小さな山全体を指して「はなり獄」と呼ばれる。

 

「三天御座(みてぃんうざ)」。

小さな鍾乳洞になっていて、沖縄の天と地と海の神がここに集まると言われている。

いわゆるパワースポット。

ぬちまーす工場の海側にも「龍神風道(リュウジンフウドウ)」と書かれた同じような石碑があり、そちらもパワースポットの一つで、竜宮神のエネルギーが龍神風道の入口をから入ってきて広がっていくと言われている。

でも、ここは本当に清々しい感じがするね。

 

宮城島 果報バンタ(沖縄県うるま市)地図

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