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那覇 – 琉球八社 沖宮

那覇 琉球八社 沖宮

琉球八社のひとつ、那覇 奥武山公園の中にある「沖宮(おきのぐう)」。琉球王国時代「那覇港に海中から輝くものがあり、王命で調査をしたところ、すごい枯木があり、それを熊野権現の霊木として社寺を建て祀った。」というのが沖宮の始まり。今は奥武山公園の中にあるが、もともとは那覇埠頭(西町3丁目)にあったものが遷座されて「那覇港にご鎮座する航海安全の神」として祀られている。別当寺は現在那覇市曙にある薬師如来をご本尊とする「臨海寺(りんかいじ)」。


奥武山公園

奥武山弓道場。

 

奥武山公園の中には

・沖縄セルラースタジアム那覇
・沖縄県立武道館
・陸上競技場
・水泳プール
・庭球場(テニスコート)
・野球場

等のスポーツ施設の他に、

・世持神社
・沖縄県護国神社
・沖宮(おきのぐう)

と3つの神社も入っていてややこしいが、セルラースタジアム側のテニスコートの見える第二駐車場に車を停め、右手にグラウンドを見ながら進むと、右手にこの奥武山弓道場があり、少し進むと左手に「沖宮」が見えてくる。

まあ、公園内のあちらこちらに「沖宮はこちら」といったサインボードがあるので、たどり着かないという事はないと思うが、変な入り方をすると15分近く歩くハメになる。

 

 

琉球八社 沖宮

弓道場側からくると、まずこの看板が目に入ってくる。

 

長い「おみくじ掛け」の坂を上って、

 

「奥武山水泳プール」が左手に見え、その先に…

 

授与所」があり、御神籤や御守、絵馬、御札などが売られている。

 

授与所を抜けるとそこに琉球八社 沖宮の拝殿

天受久女龍宮王御神(天照王御神)を御祭神として祀っている。

 

参拝をして、

拝殿本殿に向かって左手に進むと左手に、人や物を幸福へと導く神様「猿田彦命」を祀る「祈祷殿」があり、その先に、神代十二支の「卯(うさぎ)、巳(へび)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(いのしし)」の神が祀られている「八坂神社」がある。

 

さらに鳥居をくぐって丘を登る。

 

沖宮 天燈山御嶽

丘の上には、天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ:通称:天照大御神)が鎮まる神地「天燈山御嶽(てんとうざんうたき)」。

ここでもお賽銭を入れ参拝。

 

天燈山御嶽の左手に「うるま・琉球・沖縄世界平和之島」の碑。

 

沖宮の拝殿の前の階段を降ると、

 

沖宮の扁額(へんがく)が掛かった「一ノ鳥居」。

 

一ノ鳥居の傍には、琉球空手を沖縄から日本、世界へと普及させた近代空手の師「船越義珍師 顕彰碑」。

 

階段の途中に「手水舎(ちょうずや)」。

コロナの影響でここも他と同じく使用禁止。

 

拝殿に戻り、拝殿の右手に進む。

 

左手奥に進むとコンクリートの建物の中に、天燈山御嶽と対として祀られている「水神」様があり、手前の階段を上がると、神代十二支の「子(ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)」の神が祀られている「住吉神社」がある。

右手に進むと…

 

七福神、御世十二支が祀られている「権現堂」。

 

権現堂を過ぎると「弁財天宮」。

ここには神代十二支の残りのひとつ「辰(たつ・りゅう)」が祀られている。

 

なかなか迷路な沖宮。

沖縄総鎮守の神社は「波上宮」なんだけど、沖宮、迷路みたいで面白い。

八坂神社と住吉神社が併設されてる感じになってて、いろんなところに神様がいて、一回頭の整理をしないと何が何だかわからない。

 

沖宮の境内案内の「巡拝ルート」では、

①本殿→②住吉神社→③八坂神社→④祈祷殿→⑤天燈山→⑥水神→⑦弁財天→⑧権現堂

となっているが、ちょっと行ったり来たりするルートなんだよね…。

 

奥武山水泳プール側から見ると、丘全体が飾られている感じでとてもきれい。

 

琉球八社 沖宮(那覇)

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