台北市 迪化街商圈（大稲埕）
台北市大同区 迪化街商圈は漢方、乾物、布問屋などが集結する問屋街。1800年代中期から「大稲埕碼頭」を起点とした貿易商や船荷業者が集まりだし一大問屋街を形成した。ヴィクトリア英女王にして「オリエンタル・ビューティ（東方美人）」と言わしめた台湾茶葉が人気化するのもこの頃で、台湾茶葉を軸に国際的な交易都市へと発展していく。古くは水田から刈ってきた稲を干す場所だったことから「大稲埕」と呼ばれたが戦後になって「迪化街」と改名された。
北門駅3番出口から外に出て、鄭州路という大通りの横断歩道を渡り、塔城街をまっすぐ進めば「迪化街商圈」の赤い看板が目に入ってくる。
途中でこういうサインボードがあると道間違ってないなって安心する。
迪化街商圈（大稲埕）は、旧正月前はすごく賑わうようだがやはりただの1月1日はそんなに混雑はしていない。
中華圏はやっぱり旧正月（春節）が年間を通じて一番大切にされているのは地域が変わっても一緒だね。
迪化街の入り口にあるタピオカ屋さん「和昇茶飲」でまずはタピオカ・ドリンクな面々。
台湾には世界的に有名な「タピオカ・チェーン」がたくさんあるんだけど、この和昇茶飲は今のところ迪化街にしかないみたい。
濃厚で美味しく、店長さんがいい人。
迪化街に入ってすぐの「永楽布業商場」の向かいに食堂が固まって開いていた。
「永楽布業商場」の2階は布市場になっていて、3階で仕立ててもらう事もできる。
迪化街商圈（大稲埕）の街並みは時代を感じさせるレンガ造りの建物がちらほら。
高級食材ツバメの巣。
ドライフルーツや漢方らしき乾物がずらり。
キノコなど菌糸類専門店かな…。
乾物、漢方、布問屋だけではなく、ちょっと小洒落たお土産屋さんもある。
…観光ガイドブックには迪化街って必ず紹介されてるから需要はあるね。
おしゃれ雑貨屋「老桂坊」
メイン通りの「迪化街一段」から少し横道に入ったところに「老桂坊」という小物屋さんがある。
Mamaが事前に調べていて、絶対に行きたいと言っていたお店。
店内に入ると何も言わずお茶を入れてくれた。
昭和レトロなマッチ。
手作りと思わしきアクセサリー。
「わぉ、高っけー。」と男は思うがMamaは選びに選んでアクリル製のピアスを購入。
迪化街でも「喰う」
一軒目は鲜肉包。
肉まん。
野菜肉まん。
二軒目は食堂。
滷肉飯（ルーローファン）。
麵線。
魚丸湯（Yú wán tāng）。
三軒目は屋台のスイーツ。
喰ったら幸せになるのかこのヘラヘラ具合。