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台湾 – 鼎泰豊 台北101店 ディナー

鼎泰豊 台北101店 ディナー

鼎泰豊(ディンタイフォン)は永康街 信義路のお店から始まり、小龍包が評判になり、中華料理のレストラン・チェーンとして世界各国に支店を出すまでになった。鼎泰豊は台湾人の自慢のお店らしく、陳君もしきりとこのお店にまつわる話を教えてくれた。


台北101

「台北101」はこの時点で世界で2番目に大きなビルであり、 台湾を象徴するランドマークでもある。

 

台北101。

 

鼎泰豊 台北101店

鼎泰豊は中国、万里の長城を北に構える山西省から移り住んできた楊氏によって1950年後半、 台北市永康街信義路で開業。創業時の事業は小龍包屋さんではなく食用油の問屋だったようで、小龍包の販売は問屋業の傍ら始められた。

 

この小龍包が地元で愛され、しばらくして問屋業をやめ食堂に専念、 転機となったのが1993年1月17日のアメリカ・ニューヨークタイムズ紙に 「one of the top ten restaurants in the world.(世界のトップ10に入るレストラン)」 として紹介されたことだった。

ここから多くの観光客や台湾内遠方からの客を集める人気店となる。

 

鼎泰豊の海外展開を時間軸でひも解くと、

 

1996年10月、日本 – 東京新宿高島屋に出店。
2000年03月、アメリカ – ロサンゼルスに出店。
2003年09月、シンガポールに進出。
2005年04月、インドネシアに進出。
2005年07月、韓国(大韓民国)に進出。
2007年09月、マレーシアに進出。
2008年01月、香港に進出。
2008年07月、オーストラリアに進出。
2011年08月、タイ王国に進出。
2014年07月、マカオに進出。

 

また 2008年1月(2009年11月説あり)には香港・九龍・尖沙咀に新港店を開き、この支店が2010年12月、香港澳門版ミシュラン・スター1つ星を獲得、 2009年12月(2010年12月説あり)には香港で2番目のコーズウェイベイ支店・怡和店が 香港澳門版ミシュラン・スター1つ星を獲得した。

 

その後も台湾国内外に多くの支店を展開。

 

2015年8月現在で確認できる情報として
■台湾国内でも
台湾北部8店舗
台湾中部1店舗
台湾南部1店舗
と10店舗もあり、

 

■国外をみると
日本で、東京、神奈川、熊本、名古屋、京都、大阪、福岡で13店舗、
香港で3店舗、
アメリカで5店舗、
シンガポールで17店舗、
インドネシアで6店舗、
韓国で7店舗、
マレーシアで4店舗、
オーストラリアで3店舗、
タイ王国に1店舗…

 

…実に数えられるだけで69店舗展開している事になる。

 

[参考文献]
鼎泰豐 Official
Wikipedia “Din Tai Fung”
Wikipedia “鼎泰豐”

 

エビ焼売(蝦仁燒賣)。…焼売と小籠包の違いって…なに?

 

もちろん小龍包以外の中華料理も注文できる。

 

小籠包。

食べ方も決まっていて、

①小皿に針生姜に、酢と醤油を3:1の割合で入れ「つけダレ」を作る。

②小籠包をタレにつけレンゲに乗せる。

③箸で小籠包に穴をあけスープをレンゲに出す。

④まずはスープを味わう。

⑤お好みで針生姜を小籠包に乗せて食べる。

 

…まあ、本当に出来立てが出てくるので、小籠包をそのまま口に入れるとまずやけどするもんね…。

 

ここ台北101店では、受付で番号を渡され、自分の番号がサインボードに 表示されるまで待つ。幸い10分ほどの待ち時間で席に案内されたが 「待つときは凄く待ちますよ~。」との事。

 

また、台北101店では色々な国のお客様に対応する為、マルチリンガルを採用しており、 胸に着けたピンバッチの国旗でそのスタッフが何語を話せるかが判断でき、 もちろん日本語の話せるスタッフもたくさんいる。

3つくらいバッチがついてる人もいる。

日本語や英語のメニューももちろん準備されているので、 この店では日本語だけで完結できる。

 

調理現場を見学

トム・クルーズ!

鼎泰豊 台北101店にはこんな有名な人も。

 

鼎泰豊 台北101店では小龍包の仕込み現場がガラス張りで見学する事ができる。

 

もちろん皮も手作り。

 

こんな感じのオープンキッチン。

 

何でもかんでもオートメーションの時代だが、鼎泰豊は手作りにこだわっている。 凄い人数。

 

おぉ、ロゴもかっこえぇ~。鼎泰豊

 

本日は大変おいしゅうございました。

 

鼎泰豊 台北101店 地図

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