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那覇 – 泊ふ頭旅客ターミナルビル とまりん

泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」

平成7年(1995年)4月、泊港に元々あった泊ふ頭旅客ターミナルビルディングを大規模に建て直し、泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」が誕生した。一階フロアには離島への海の玄関口としてフェリーや高速船の船舶事務所が乗船券売場を置き「渡嘉敷島、座間味島、粟国島、渡名喜島、久米島、南北大東島」などと本島を結ぶ。1、2階には沖縄料理店、カフェ、コンビニ、銀行ATM、レンタカー営業所などのショップが入り、上階には企業のオフィス、シティホテルが入居する。ホテルの施設内では結婚式や大型セミナーなども開催される。大型駐車場併設。


58号線沿いにある「とまりん」。空港側から行くと、

 

初めのテナントは、

琉球料理店「龍潭(りゅうたん)とまりん店」。

2021年1月時点では「臨時休業中」。

コロナウィルスの観光業、飲食業へのダメージは破壊的だ…。

 

龍潭の正面から「泊ふ頭旅客ターミナル」、シティリゾートホテル「かりゆしアーバンリゾート・ナハ」のエントランスが並ぶ。

※沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハは2021/10/31をもって閉館しています。

 

「泊ふ頭旅客ターミナル」に入ると離島航路船舶運航状況のボードがあり、各離島への乗船券売場の窓口が示されている。

 


…こんなに…。閑散としてるの?

2回ほどここから離島に行った事があるし、何回か来た事あるけど、こんなに人がいないのは見た事ないな…。

出航がない時間はこんな感じなのかな…。

 

「泊ふ頭旅客ターミナル」のエントランスから左手には「八重山マーミヤかまぼこ」さんと「ローソン」さん。

 

右奥に進むと、そこにも待合室。奥にはトイレ。

 

1階を埠頭側に出る。

 

埠頭側から見た「とまりん」のビル。

 

粟国や、

 

久米島へのフェリーの発着場。

 

北岸の奥から、
・マリンライナーとかしき
・クイーンざまみ
とまりんターミナル前に、
・フェリーざまみ
・フェリーとかしき
南岸を手前から
・フェリー粟国
・ニューくめしま
・フェリー琉球
・だいとう
と発着場が並ぶ。

 

ターミナルビルの北側は広場になっていて、

 

広場には「バジル・ホール来琉200周年記念碑」。

記念碑には、

バジル・ホール(Basil Hall 1788-1844)は、母国イギリスの使節団を中国へ送り届ける任務の傍ら、英軍艦ライラ号の艦長として、帰艦アルセスト号とともに1816年9月に来琉。40余日間停泊し、琉球の人たちとの交流をもった。
その様子を1818年『朝鮮・琉球航海記』として出版。礼節を重んじる国として讃え、欧米に広く琉球を知らしめた。
また、セントヘレナ島に幽閉中のナポレオン一世との会見の中で、琉球を「武器のない国」と紹介した話はあまりにも有名である。
わたしたちは、彼らの深い友情と、わたしたちに誇りを与えてくれたことに感謝をこめて、上陸地ここ泊に記念碑を建立する。

と刻まれている。

 

結構広い広場で、夏場には小さなイベントが開かれることもある。

 

とまりん2階フロア

「カフェ ハーバー・ポイント」

海側がガラス張りで天井が高いおしゃれなカフェ。

 

3階から5階まではオフィスが入っている。

 

2階の奥もオフィス。

…以前は大型書店とか、お土産屋さんが入っていたりしたんだけどね…。

 

2階のテラス。

右奥に見えるのは大型駐車場。

 

「とまりん」の北側にはシティリゾートホテル「かりゆしアーバンリゾート・ナハ」のエントランスがあり、6階から15階までがホテルになっている。

沖縄の恩納村でビーチリゾートを楽しんだことのある人の中には泊った事のある人も少なくないと思われる「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」の系列ホテル。

かりゆしアーバンは素敵なレストランや大宴会場もあり、地元の人も結構利用する機会がある。

結婚式や忘年会では割と定番で利用されるし、レストランも仕事でもプライベートでも利用する機会がある。

 

渡嘉敷島への高速艇が発着する泊ふ頭北岸から見るとこういった景観になる。

後ろを振り返れば「泊外人墓地(ペリー提督上陸記念碑)」があり、さらに先に進むと「琉球八社 天久宮」がある。

 

泊ふ頭旅客ターミナルビル とまりん(那覇市)

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