糸満 沖縄戦跡国定公園 喜屋武岬園地
「喜屋武岬園地」。昭和40年には喜屋武や摩文仁など糸満南部地域が「沖縄戦跡国定公園」に指定され、平成24年には「喜屋武海岸及び荒崎海岸」として国指定名勝・天然記念物にも指定された。喜屋武岬は「具志川城跡」から自動車で、畑を通って約5分のところにある。第二次世界大戦が終わって77年目の2022年。平和を祈願する思いで造られ保存されているこの地に来たんだけど…。2022年2月24日から始まり、今現在、東欧ではロシアがウクライナに侵略戦争を仕掛けていて、日々人が亡くなっている。ロシアにも戦争に関する施設はあるんだけど…。戦争ってこういう風に始まり、簡単には終わらないんだという事をいま世界中の人達が無力感と共に思い知らされている。
具志川城跡から約5分で「喜屋武岬園地」に到着。
この写真が喜屋武岬の施設のほぼ全景。
駐車場が整備されている。
トイレの前に、糸満市内周遊デマンドバス「いとちゃんmini」のバス停。
いとちゃんminiの乗り方や料金はこちらでご確認を。
おぉっ!
園地の入口にあった看板と全く同じ事が書かれた木製の看板がある!
「喜屋武岬展望休憩所」。
少し前までは、普通の赤い屋根のコンクリートの展望台だったんだけど、最近おしゃれに建て替えられたんだね。
地面も砂利葺きだったのに、芝生になってる。
後ろに見えるのは「喜屋武埼灯台」。
昭和44年に建てられた慰霊碑「平和の塔」。
笑って生きてくれている。
それが家族や友人の願いです。
いのちをたいせつに。
– 糸満市 –
喜屋武岬の前のこの海岸、この先にある荒崎海岸、その先にあるジョン万ビーチ、平和祈念公園のある摩文仁あたりまでの一帯が沖縄戦最後の激戦地だった。
沖縄戦自体は牛島満司令官が1945年6月22日、摩文仁の司令部壕で自決して終わった。
高さ約30mの断崖が切り立つ岬。この岬を境に太平洋と東シナ海に分かれている。平成24年に「喜屋武海岸及び荒崎海岸」として国指定名勝・天然記念物に指定された。
また昭和40年には、字喜屋武や字摩文仁などを含む糸満市南部地域や八重瀬町の一部が「沖縄戦跡国定公園」に指定され、戦跡としての性格を有する国定公園としては国内唯一となる。敷地内には昭和44年に建てられた慰霊碑「平和の塔」が建立される。
…マジで戦争、やめてくんねーかな…。