沖縄南部トリップ
沖縄の観光と言えば「青い海、青い空」というリゾートイメージが強く確かにそういった事を目的とした観光が沖縄の観光地としての知名度や観光客数を飛躍的に伸ばしたが、元々の沖縄の観光は「沖縄戦戦没者供養の霊所巡り」だという専門家もいる。沖縄県南部にはそういった事や歴史文化自然に触れる観光地が多くあり、沖縄の歴史や文化のテーマパーク「おきなわワールド」、鍾乳洞「ガンガラーの谷」、琉球王国が最も格の高い聖地とした「斎場御嶽」、神様が沖縄の国造りを始めたとされる久高島を望む「知念岬公園」、ジョン万次郎が上陸したとされる「大度海岸(ジョン万ビーチ)」、「平和祈念公園」「摩文仁の丘」「ひめゆりの塔」「琉球ガラス村」などなど。どうしても綺麗なビーチやホテルのある西海岸に行きがちだけど、たまには南部観光も楽しんでみたい。
南の駅 やえせ
2017年4月27日に国道331号沿いにオープンした「南の駅やえせ」。
八重瀬町の特産品や畜産物、鮮魚、工芸品などの販売所やこだわりのある食事やスイーツが食べられる。
また八重瀬町の観光情報の発信も行っている。
まだ新しいだけあってデザインがおしゃれで開放的。
「南の駅やえせ」のショップからではなく、隣接する「JAマートぐしちゃん」で買って食べるっていう…。
玻名城ビーチ
「ザ・サザンリンクスリゾートホテル」というゴルフリゾートの敷地を通って玻名城(はなしろ)ビーチに。
サザンリンクスができるずっと前から地元では人気のビーチ。
無料のいちゃんだビーチなのに15,6台停められる専用の駐車場が坂の途中にある。
ビーチの傍にも5台くらいの駐車スペースがある。
それでも止められない場合はみんな邪魔にならないように路駐している。
大量のやどかりに反応。
数年前、Mamはヤドカリをペットとして数年飼っていた。
…もう持って帰るのはやめてくれ。
…こまめに砂を洗わないとすごく臭いのよ…。
玻名城ビーチのビーチサイドには10年以上前から廃墟になっているコンクリ2階建ての立派なビーチハウスがある。
みんな暑いからビーチハウスのテラスの日陰でバーベキューとかをやっている。
…ただ、いつかコンクリの塊とかが崩落するんじゃないかとちょっと恐怖を感じる。
玻名城ビーチは手前側と奥側に分かれている。
その途中のコンクリの道がまたこんな感じで崩壊。
結構人気のあるビーチなので八重瀬町の方で少し手入れしてもいいと思うんだけど…。
知念岬公園
国道331号線を糸満方面から南城市知念の方向に進むと「がんじゅう駅 南城」が右手にあり、その前を通過して進むと知念体育館に行き当たる。
その奥側にある岬の公園。
とても整備されていて綺麗な公園。
観光客向けの可愛い撮影用のアイテムも準備されている。
予約制でバーベキューもできる。
ショップもあって、ホットサンドウィッチやカレーライス、タコス、ホットドッグなどの軽食に各種かき氷などを販売している。
海の上に浮かんでいるのが神の島「久高島」。
知念岬公園から山側を見ると、全長660m、高さ80mの橋「ニライカナイ橋」も一望できる。
ニライ橋とカナイ橋の二つの橋が連なってそう呼ばれるが、空中を走っているような感覚になる橋で、急なカーブもあってニライカナイ橋も名所の一つ。
がんじゅう駅 南城
がんじゅう駅 南城・南城市地域物産館。
いわゆる「道の駅」のようなもので南城市の特産品やお土産などを販売している。
世界遺産「斎場御嶽」のチケットもここで購入できる。
高校生以上300円、小中学生150円。
琉球衣装体験(500円/1人)、お菓子作り、レンタサイクル(500円/2時間~)など体験型のメニューもある。
がんじゅう駅 南城の裏に回るとこの景色。