中国広東省深セン国境~香港入域
コーチバスに乗って中国広東省深セン国境のイミグレで香港に入域する。全く会話は通じないし、中国語のアナウンスもわからないので雰囲気で察するしかない。…バスがバスターミナルに入り、乗客が降りて行く。…おそらくイミグレ。ここで中国出国の手続きをするのだろう。他の国でもバスでの国境越えはこのパターンがあった。…人の波について行く。そして出口で待っている先ほどと同じバスに再度乗り込み次に向かう。
…なんてさらっと書いているが、実は一度同じバスの乗客の波から取り残され、
「あれ、どこだっけ?(汗)」
という一幕はあった。
バスの乗客のほとんどは中国人か香港人でイミグレの通過が早く、僕たち外国人は出国審査に時間がかかる。
そこで乗客の波から取り残されてしまったのだ。
やはり国境なので免税店もある。
イギリスから中国への「香港主権移譲」は1997年7月1日の事で、香港は既に中国に属している。
マカオと並んで「特別行政区」でしかないと思うと「国境」というのも変な気がするけど、そこはさすがに一国二制度、国土の広大な中国って感じ。
…うっ…。バスがたくさんある…。
どのバスだったか覚えてないよ…。
幸い運転手さんが乗車で手こずった中国語の喋れない僕たちの事を覚えてくれて、バスまで案内してくれた。
ふぅ…。なんとかなった。
またバスを降りる。
今度は香港入国審査。
ちゃんとバスと乗客の顔を覚えとかなきゃ…
あ、あの特徴的な白髪ロンゲのじいさんを目印にしよう。
どうでもいいが結局東莞でロウ先生に試させてもらった安い中国タバコを吸っている。
なんとかなった…。
…まだ安心できないか?