マレーシア – マレー半島縦断

2021-08-10

マレーシア マレー半島縦断

マレーシア ティオマン島のビーチ

マレーシア。連邦国家でイギリス連邦の加盟国。立憲君主制国家なので王様がいる。 シンガポールと同じく、マレー人、インド人、中国人が住むがイスラム教を国教としている。しかし、マレー系=イスラム教、インド系=ヒンドゥ教、中華系=仏教を信仰という実態は あるようで、そこにイギリス植民地時代からのキリスト教徒もいるという人種宗教的な複雑さを抱える国だ。



シンガポールから陸路でマレーシアにジョホールバルから入国した。

ここからマレーシアの首都クアラルンプールまで行く者とメルシンまで行く者と分れる。

僕はクアラルンプールに行く組と一緒に行動をしたが、 いわゆる白タクみたいなのに声をかけられ、4人乗るならバスより安く クアラルンプールに行けるという話になった。

…地図で見てもざっと400km近くある。

多少の不安を感じつつ僕も白タクらしき普通の乗用車に乗り込んだ。

…9月のマレーシア…。
車のトランクに4人分の荷物を押し込み…。
5人の成人が普通乗用車に乗って移動する…。

よくよく考えれば明らかに無理がある…。
クーラーは行き届かず暑い…。
車は重くて遅い…。
狭い…。

僕ぐらいの体型3名ならまだしも、でかい西洋人2人とバックシートに乗ると 全く身動きができない。

 

[2018/02/16 追記]

2018/02 時点でのマレーシアのMRTマップ。

Klang Valley Rail Transit (KVRT) Map [PDFファイル]

KLIA2(LCC格安航空会社専用空港)とも繋がっていて、クアラルンプールのセントラル駅から、エクスプレスでKLIA2空港まで33分とかなり便利。

 

マレーシア中腹の辺鄙な村で…

マレーシア中腹の田舎の村

ぎゅうぎゅう詰めの車の中、精神的な限界が来ていた。

運転手は運転席なのでクーラーもあたり快適だろう。助手席もいい。しかし後部座席は最悪だ…。

400kmの道のりを時速60kmで進んだら6時間以上かかる計算だ…。

そういう計算ばかりをしていたら、車が小さな村で停車した。

いわゆるタバコ・トイレ休憩。

外に出て体をほぐす。町の名前もわからない。

 

タバコを吸いながらあたりを眺めていたら、 民族衣装をまとったハッとするようなマレー美人が2人 通りすがりに僕の方を向いてニコッと笑った…。

 

「I get off the car here.(俺、ここで車降りるわ。)」

 

…勝手に僕の口からそういう言葉が出ていた…。

 

マレーシア 田舎の村 滞在

一応、マレー人ドライバーにはこの村に宿があるかだけは確認してもらった。

この感じだと間違いなく英語は通じない。

ドライバーに教えてもらった方向に行ったら…。

 

小屋があった…。

 

…言葉の通じないマレー人のお母さんのゼスチャーを解読しつつお金を払い 部屋を開けてもらった。

やっぱり人に貸し出す小屋らしい。

 

マレーシア 田舎の村 滞在

そこら辺にたくさん落ちているドリアン。…を、もらった…。
わざわざ貰わなくても沢山落ちているドリアンの一つを…。

あえて僕に「ドーゾドーゾ」と言わんばかりに渡してきた…。

 

一応、親切と受け止めておこう…。

 

マレーシア 田舎の村 滞在

宿主のおかあさんに

「服を洗いたいんだけど。体も。」

と身振り手振りで 説明をしていたら、赤土色に染まった浅い川を指さされた。

 

…確かに、僕の先客がいてこの川で洗濯をしている。

洗濯用のざるもある…。
…そうか、そうだよね…。

たくさん虫とかいそうだけど、みんなそうしてるんだもんね…。

僕は悪い病気にならないよう祈りながら服と体を洗った。

 

…夕暮れ近くになって気が付いた。

テレビがない。

いや、電球もない。

もちろんスイッチもない事に気づく。

ま、ま、まーでもみんなそうなんだよね。

ここではきっと…

忘れられない一夜を過ごした翌早朝、僕はバスで東に向かった。

メルシンからティオマン島へ

単身メルシンに向かった僕は、メルシンから離島にフェリーが出ている のを知り、どこに行こうか迷った挙句、世界有数のダイビング・スポットとして有名な「ティオマン島」に行く事にした。

ティオマン島は透明度の高い海とサンゴ礁、白砂のビーチが売りで、島のほとんどは手つかずの大自然らしい。

マレーシアも物価がかなり安いのでしばらく滞在できそうだ。

マレーシア メルシン フェリー乗り場

メルシンのフェリー乗り場からティオマン島に渡る中、兄妹で旅する日本人に出会った。

 

マレーシア ティオマン島 ボート遊び

島にはほぼ何もなく、小屋がいくつか建っているだけだった。
まあ、ナチュラリストには好まれるんだろう…。
動ける範囲も視界に入る範囲で、今日この島にいる観光客も数える程度。

というか他に喋る相手がいないのであっという間に知り合いと化した。

 

マレーシア ティオマン島

マレーシア ティオマン島 白砂のビーチ

ちなみにこの島の宿(小屋です)では彼ら兄妹と同じ部屋だったのだが、 やはり電球はなかった…。

 

お兄ちゃんとは真っ暗闇の部屋の中で会話をした。

 

首都クアラルンプール

ティオマン島からマレー半島に戻ったあとはマレーシアの首都クアラルンプールに向かう。

おそらくそれが一番早く電球のある生活に辿り着く道だ。

クアラルンプールに到着。イスラム教の国らしくモスクがあちこちに見える。

 

マレーシア クアラルンプールの街角

数日クアラルンプールで過ごして僕はタイのバンコクを目指した。

クアラルンプールの現在の宿泊施設情報



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ティオマン島・マレーシア