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読谷村 – 御菓子御殿 本店

御菓子御殿 読谷本店

御菓子御殿 読谷本店

大分県を起源とした「一村一品運動」が全国的に起きていった1986年、読谷の村おこし事業として読谷村商工会から特産品である紅いもを使った商品を作って欲しいと何度も頼まれ、当時「ポルシェ洋菓子店」を代表していた澤岻カズ子女史が開発した「元祖 紅いもタルト」。「九州・沖縄サミット」が開催された2000年以降の沖縄ブームに乗って沖縄の定番銘菓、沖縄土産として定着した。現在の会社名は「株式会社 御菓子御殿」、年商約25億円、500人近くを雇用する企業となり、地元読谷の経済に大きく貢献した。会社が大きくなっても地元読谷村に本社を置き、御菓子御殿という大型施設を建設し、それがまた観光スポット化し、読谷村に多くの観光客を呼ぶことになった。沖縄におけるサクセスストーリーとして有名な話の一つだ。


 

沖縄県道6号線、残波入口交差点の三叉路を細い左の方へ進む。

まあ、残波岬に行くための標識に沿って車を走らせると、左手に御菓子御殿の大きな琉球瓦の建物と花笠のオブジェが目に飛び込んでくる。

 

御菓子御殿の道向かいには「ロイヤルホテル沖縄残波岬」。

 

御菓子御殿というと、単に「元祖 紅いもタルト」を軸にしたお店と思っている人も少なくないが、

・お土産屋さん「しーさー屋」。
・ケーキ・カフェコーナー。
・工場見学。
・レストラン・居酒屋「花笠」。

と複合施設のようになっていて、一時間くらいはあっという間に過ぎてしまう。

 

玄関をくぐると、右手に「しーさー屋」というお菓子とは関係のない普通のお土産屋さん。

その奥にはトイレ。

 

玄関の正面には新商品の「ハイビスカス・チーズ・タルト」がド~ンと陳列されている。

 

その後ろにある御菓子御殿の説明を書いたボードも細かく見ちゃう。

 

ディスプレイもかわいい。

 

泡盛のコーナー「泡盛屋」。

ハブ酒とかもあるんだね。

 

ここで砂肝ジャーキーをゲット。

娘ちゃんいわく「これは珍しい。ありそうでない。」らしい。

 

御菓子御殿では、紅いもタルトやちんすこうがバラ売りしていて、駄菓子屋のようにアラカルト買いできるのがうれしい。

 

おぉ…。「タルトボーイ」って名前だったのか…。

御菓子御殿のTVCMは沖縄県内でよく流れているんだけど、紅いもタルトの着ぐるみを着てるのが女の子なので、まさか「ボーイ」とは思わなかった…。

 

御菓子御殿 読谷本店「タルト ファクトリー」

お店の奥に行くとタルトの工場がショーケースになっている。

いわゆる工場見学コーナー。

 

読谷あかねいもと紅いもを使った2色の「いもいもタルト」を作っている最中。

 

実際に見るとコンベアを流れるタルトが小さくてかわいい。

 

奥のピンクの箱に落ちているタルトはなに? 不良品なの?

 

ISO22000を取得した工場。

結構広いよね。

ちなみにこの工場見学、いつもラインが何かを製造しているわけではないらしく、止まっている時もある。

 

振り向くと、そこも工場。

チョコレートを絞る機械らしいけど、この時は動いてなかった。

 

御菓子御殿 読谷本店「ケーキ&カフェコーナー」

御菓子御殿の奥にはパーラーのような「ケーキ&カフェコーナー」。

ここで注文するわけではなく、お土産を販売しているレジで注文する。

 

観光施設っぽいのに高くないね。

 

紅いもショコラ(300円/税別)。

 

紅いも&バニラソフトクリーム(325円/税別)。

 

黒蜜ぜんざい(400円/税別)。

 

やっぱり写真は撮るよね。

 

ケーキ&カフェコーナーの奥の扉を外に出ると、そこにはテラス席が。

もうちょっと涼しかったらここもいい感じ。

 

御菓子御殿 読谷本店「レストラン花笠」

テラスの隣には「レストラン花笠」。

 

■営業時間
・ランチ 11:00〜15:30(L.O.15:00)
・ディナー 17:00〜21:00(L.O.20:15、ドリンクL.O.20:30)
■定休日:木曜日。

2023年5月19日から上記の営業時間に戻ったみたい。

 

御菓子御殿には喫煙スペースもある。

最近施設内に喫煙スペースのない施設が増えて来てるので、喫煙者としては助かる。

 

7月の沖縄、天気がいいとフルフェイルの中は汗だらけだけど、風が気持ちいい。

さて、残波岬に向かうとするか。

 

読谷村 「御菓子御殿 本店」地図

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