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クイーンズランド州ブリスベン周辺

クイーンズランド州ブリスベン周辺

クイーンズランド州ブリスベン周辺。オーストラリアは自然公園が多い。日本の約20倍の広さがあるが、人間が住んでいるのは 海側の都市部に集中し、内陸部は自然のままの土地が多い。ザックリいえば大陸の10%ほどの面積しか人口分布がない。 道路も張り巡らすように通っている訳ではなく、大陸の内陸部は道路も通ってなければ人も住んでいない。 僕らはおのずと自然に親しむようになってきた。


ヌーサ・ビーチ(Noosa beach)

ワーキングホリデーとはいえ「旅行者」というのが基本。 観光というか冒険というか、この国を楽しむために日本から来たわけで、仕事中心の生活というより「こんどはドコに行こうか?」と「楽しむ」事がメインの生活になっていた。

 

遊泳禁止のビーチという事に気づかず思いっきり泳ぎだした。

あれ?どんどん岸が遠くなっていくな…

泳ぎは得意で戻ろうとするがさっぱり戻れない。

 

たっぷり30分、血管が切れそうなほど泳いでなんとか事なきを得た。

泳いだというよりボディサーフィンの方が効果的カモ… と気付いてなんとか戻る事ができた。

 

教訓。「特に海外の遊泳禁止」は日本の安全基準とレベルが違う。日本は徹底した安全管理の為 おおよそ大丈夫そうな海も遊泳禁止にしているが、ここの「遊泳禁止」は「マジでヤバい!」 を意味している。

 

この頃はKazuさんの働いていたレストランで僕も皿洗いとして働くようになっていた。

とはいえ週3のパートタイム。

日本ではフライパンを振っていた事を考えると キャリア的には「ちょっとちょっと…」というところだろうが、 シェアメイトとの遊びが生活のメインになっていたのでさっぱり気にならなかった。

 

…まあ、英語も喋れないしね…。
…オーダー理解できるかわからないしね…。

 

ガソリン代、パン代、アルコール代が稼げれば満足という感じだった。

 

ブリスベン周辺の街へ1

自前の車が手に入り移動が自由になると活動サイクルが活発になり行動範囲が広がった。 それによりBrisbane近隣の都市に出かけるようになった。

 

みんなの都合が合う日にはヌーサ(Noosa)やトゥウンバ(Toowoomba)、ワーウィック(Warwick)、イプスイッチ(Ipswich)、 友人宅に泊まりがけでサーファーズ・パラダイス(Surfers-Paradice)州境の街クーランガッタ(Coolangatta)、NSW州バイロンベイ(Byron Bay)まで足を伸ばした。

 

 

ブリスベン周辺の街へ2

夕方まで散策をし遅くなってしまったので5人でモーテルに飛び込む。 経済的には豊かな訳ではなかったが宿泊代も5人で割ると大きな負担にはならなかった。

 

ワーウィック(Warwick)

ブリスベンから南西に約130kmほど離れ、人口15,000人ほどの小さな町「ワーウィック」。

僕達は「ワーウィック」と呼んでいたが、日本語の記述だと「ウォリック」と表記されることも多い。

 

Warwickからの帰り道、放牧されている牛の集団に出会う。道路を平気で群れが横断する。 ゆっくりとアクセルを踏んで「どいてね~」と車を進めるんだけど、 牛を怒らせて暴走されたらヤバい事になる。車ごとボコボコにされるかもしれない。

 

割とある事らしい… 怖ぇえ…。

 

ワーウィック周辺の現在の宿泊施設情報



Booking.com

クイーンズランド(Queens Land)とニューサウスウエルズ(New South Wales)の州境。

 

ゴールドコースト「カランビン・ワイルドライフ自然保護区」。

僕たちはよくつるんで出歩いていた。そうでなくても一緒に住んでいて、このブリスベンで数少ない日本人の仲間だった。

でもやはり物事に終わりはあるもので、しばらくするとKazuさん、続いてHisakoさんがこのフラットを 離れる事になった。

誰に縛られている訳でもないので彼らが自分自身で決めて旅に出る事にしたはずだ。

 

…しばらくして僕もシドニーに旅立つことを決意した。

 

【1986年オーストラリアのカード事情】
オーストラリアでは1986年時点ですでにスーパーでの買い物でデビットカード(銀行カードでの決済方法)が導入されていた。キャッシャー にカードを渡して利用者がテンキーに暗証番号を入力するというやつでとても便利だった。また銀行ATMでの出金(Withdrawal)もヨーロッパのように24時間可能で便利だった。

 

ヌーサ メインビーチ地図

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