那覇市樋川 – のうれんプラザ

那覇市樋川 - のうれんプラザ

1945年、戦争が終結した時、那覇の都市機能を持った地域は米軍に占用され、地元住民が立ち入る事ができなかった。そのためその周辺には自然発生的に闇市が形成されていく。一番初めに復興した業界集約地域というのは壺屋のやちむん通り。人の生活に欠かせない食については点在する闇市が商店街に発展していき需要がそれなりに満たされていたため、業界集約施設の形成が遅れたが、1953年6月になってやっと琉球農業協同組合連合会が「農連中央市場」を樋川2丁目に正式に稼働させた。敷地面積1,000坪、120店舗が入居するというかなり大きな規模の施設でのスタートだった。それから半世紀以上の時が流れて農連市場も生まれ変わる時が来る。2017年10月20日「農連中央市場」は役目を終え、新しく「のうれんプラザ」がオープンした。


 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

農連市場がのうれんプラザに生まれ変わって5年と少し。

正直前の農連市場はお世辞にもきれいとは言えなかったし、今まだ昭和の雰囲気を残す、市場本通り、むつみ橋商店街、平和通り商店街などの一帯と比べても闇市感が凄かったので、ギャップがでかい。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

那覇市樋川 - のうれんプラザ

前の農連市場の時から見かけた事のある店の名前も結構あるが、今どきのはやりって感じの新しいお店もある。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

那覇市樋川 - のうれんプラザ

丸安食堂も前からあったよね~、確か。

きれいになって入りやすくなったね。

 

のうれんプラザ1階

那覇市樋川 - のうれんプラザ

那覇市樋川 - のうれんプラザ

那覇市樋川 - のうれんプラザ

のうれんプラザに来たのがたまたま3連休の祝日だったためか、シャッターが閉まっている店舗もけっこうあった。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

「當眞ノ里」さんはせんべろでちょっとは知られたお店。

現在13:30なんだけど、すでに飲んでる人がいるわ~。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

那覇市樋川 - のうれんプラザ

農連市場の時から商品の置き方が変わらないお店も。

…せっかく建物がかっこよくなったんだから、陳列ももう少しお洒落というか、いい感じにした方がいいんじゃない…。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

丸安食堂さん。

沖縄そばや定食、丼物、汁物のお店なんだけど、店内のテーブル席とカウンター席は割とずっと埋まってる感じだった。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

こちらの野菜屋さんも飾りっ気がなく、以前の農連市場スタイル。

おばあが一人で頑張っていた。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

佐辺昆布店」。

乾物専門店だね。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

喜納タオル。

ここも昔からあったんだろうな~。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

農連野菜売場という一角。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

住所:那覇市樋川2-3-1
電話番号:098-834-7818
営業時間:24時間営業で店舗によって営業時間が変わります。
駐車場:96台。最初の1時間は無料、以降は1時間300円、最大12時間で700円。

オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/nourenplaza/

オフィシャルサイト;http://nouren-plaza.com/

 

のうれんプラザ2階

那覇市樋川 - のうれんプラザ

のうれんプラザの正面に2階に上がるエスカレーターだけの入り口がある。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

石垣牛・美崎牛のレストラン。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

島そば一番地。

ここは沖縄そばの店。

ジューシーやゴーヤーチャンプルー、生姜焼きなどの定食もある。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

2階の外に出ると各店舗のバックヤードだった。

 

那覇市樋川 - のうれんプラザ

ちなみに3階は駐車場になってるみたい。

 

しかし…。のうれんプラザに生まれ変わっても、入居店舗はさまざまな業態で、各店舗のスタイルもさまざま。

今どきの店と、昔ながらの店とが入り混じる。

チャンプルー文化の沖縄らしい施設だね。