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那覇 – 琉球八社 安里八幡宮

那覇 琉球八社 安里八幡宮

琉球八社のひとつ「安里八幡宮」は、安里の高低差の激しい住宅街の中の高台にある神徳寺に併置された神社。沖縄県神社庁によれば「第一尚氏第七代尚徳王により1466年に創建」とある。尚徳王の鬼界島(喜界島)平定の為の遠征の逸話があり「平定が成れば八幡宮を崇め奉る」と誓い、首尾よく鬼界島を平定し凱旋した後、誓い通り建立したとされる。天久宮などと同じく無格社の神社。琉球八社の中では唯一の八幡宮で「応神天皇(おうじんてんのう)=八幡様、神功皇后(じんぐうこうごう)、玉依姫尊(たまよりびめのみこと)」を祀っている。


 

国際通りの一端「安里三差路」にある「サンエーV21食品館」から首里向けに30mほど進むと左手に曲がれる道があり、その坂道を300mほど登る。

すると…。

 

琉球八社 安里八幡宮の鳥居が目の前に。

 

社務所の傍には駐車場もある。

 

登ってきた坂を鳥居の下から見てみると、結構な高台にある事が実感できる。

 

鳥居をくぐり神社の境内に入ると正面に拝殿。

 

左前には「愛泉保育園」。

神社との間には柵も何もないので、この保育園の子供たちは神社の境内で遊ぶんだろうな。

 

鳥居の隣にはガジュマルの樹が一本。

 

拝殿に向かって右手には「社務所」。

 

社務所の奥には「おみくじ掛け」と「絵馬掛所(えまかけどころ)」。

 

拝殿の後方に沖縄県で一番高いビル「リュークスタワー(ツインタワー)」。

…なんだかすごい絵じゃない…。

リュークスタワーって重なって見えたり、他の高いビルで欠けて見えたりするので、もしかしたらリュークスタワーが最も綺麗に見れる場所かも…。

 

1879年の琉球処分により琉球王国が廃され沖縄県になった時、安里八幡宮は「無格社(公の社格を持たない神社)」となり、経済的支援が断たれ、次第に朽ちていく事になる。

その上、沖縄戦で被災全焼してしまっている。

1993年有志により再建され現在の姿がある。

 

靴を脱いで階段を上がり拝礼する方式。

この拝殿の裏には「安里八幡宮 ガー」と呼ばれる湧き水の出る場所があり、ちょっとした森になっている。

 

拝殿からの境内。

…うん、こう見るとはっきりと保育園と一体化してるな…。

 

住宅街をさらに登っていくと新都心側に抜けられる。

…わお、ここもリュークスタワーめちゃいい感じ。

 

琉球八社 安里八幡宮(那覇)

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