世界文化遺産「姫路城」前編
姫路城、別名白鷺城は、国の特別史跡、ユネスコ世界文化遺産、日本名城100選、現存12天守と数々の栄誉に輝き、天主閣や小天守など8つの建造物が国宝に指定され、敷地内のそれ以外の74棟の建造物が国の重要文化財に指定されているといった風に、白く輝き知名度の高い天守閣以外も、城内のいたるところに国の宝が点在している非常に歴史的価値の高い城郭だ。1346年の赤松氏の築城に始まり、小寺氏、山名氏、八代氏、黒田氏と城主が変遷し、黒田氏第三代黒田孝高(黒田官兵衛)の時には、姫路城は羽柴秀吉に献上され、その後織田家家臣、徳川家家臣、直系へと城主を変えてきた。1868年版籍奉還により酒井忠邦が最後の城主となった。まさに約530年間で13氏48人が姫路城の城主となっている。
大手前通りを姫路城に向けて北上する。
まっすぐ伸びる大手前通りからは多少離れたJR姫路駅近くからでも姫路城が目に入る。
姫山駐車場に隣接して「姫路市立美術館」。
その向こうには「兵庫県立歴史博物館」がある。
姫路市立動物園。
入場料の安さにびっくり。
昨日の夜見たのと同じ角度の世界文化遺産「姫路城」。
姫路城 喜斎門跡そばのお堀。
姫路城 国土復興祈願塔。
姫路城は見る角度によって表情が変わる。
姫路城三の丸広場が見えてきた。
姫路城 大柱展示場。
“天守の地階床から六階床までを貫いていた柱”。
姫路城の敷地内ではこのような鮮やかな紅葉もたくさん見られる。
姫路城に入場すると「旅する姫路 地域クーポン券」がもらえるキャンペーンをやっていた。
「姫路城+好古園 共通券(大人1,050円/小中高生360円)」や「プレミアム・オーディオガイド(600円)」なんてのもあるようだ。
姫路城の券売所。
姫路城の券売機。
姫路城 入場券:大人1,000円、小中高生300円。
各種クレジットカードや、ICOCAやSUICAなどの交通系電子マネー、楽天エディなどの支払いにも対応している。
チケットゲートで「旅する姫路 地域クーポン券」をもらった。
入場券の8割の還元率ってすごくない。
姫路城 菱の門。
国宝姫路城と書かれている。
にの門櫓の十字紋の鬼瓦。
「十字架」をモチーフにしたとされる。
姫路城の門は、それぞれ「いノ門、はノ門、にノ門、ほノ門」という風に、いろはで名前が付けられているのが特徴。
ほノ門近く、姫路城天守台の石垣にある半円型の石が「姥ヶ石(うばがいし)」。
羽柴秀吉が石垣の石集めに苦労してると聞いた城下の老婆が石臼を献上し、秀吉が喜んでその石臼を石垣に使ったところ、その話を聞いた国中の人々がたくさんの石を寄付し、築城工事が一気に進んだと言われる。
まあ、案内文にそれは現実にあり得ないのでこの話は伝説です。って言い切っちゃってますけどね。
姫路城天守閣入口。
さて、そろそろ姫路城の天守閣に入る。