神戸 – 北野異人館街

神戸北野異人館街

神戸北野異人館街

1854年から江戸幕府が諸外国と結んだ「修好通商条約」などの不平等条約の改正が1894年から始まった際、それまでは外国人は指定された居留地にしか居住できなかったが、「内地雑居」といって、居住地や旅行、営業の自由が認められるようになった。それに伴い、神戸や長崎、横浜、函館など外国との交易があった地域で異人街が形成されていく。それらの中でも特に、神戸や長崎のものは異人館と呼ばれる。


 

神戸三ノ宮北野坂

北野坂。

この北野坂を上りきったところに「神戸北野異人館街」。

 

神戸北野異人館街

北野坂とクロスする形の北野通りから山の上の方に異人館が広がる。

 

神戸北野異人館街

1995年の阪神・淡路大震災によって異人館の約3割がダメになったようだが、それでも40棟あまりが現存している。

 

神戸北野異人館街

神戸北野異人館街オフィシャルサイト
https://www.kobeijinkan.com/

 

神戸北野異人館街「北野通り」

神戸北野異人館街

神戸トリックアート 不思議な領事館。

 

神戸北野異人館街

神戸トリックアート 不思議な領事館オフィシャルサイト
https://kobe-ijinkan.net/trick/

 

神戸北野異人館街

英国館(旧フデセック邸)。

コロニアル様式の洋館で、イングリッシュガーデンは四季を楽しめる。

17世紀バロックから19世紀ビクトリア朝時代のインテリアや調度品が当時の様子を今に伝えている。

コナンドイルの小説の主人公、探偵シャーロック・ホームズとワトスン医師がシェアする「ベーカー街221B」を再現した部屋がある。

入館料:750円

 

英国館(旧フデセック邸)| 神戸北野異人館街公式サイト
https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/england

 

神戸北野異人館街

洋館長屋(仏蘭西館)。

元々は外国人向けのフラット(アパート)だった建物。

入館料:550円

 

その先には「ベンの家」。

イギリス貴族で狩猟家のベン・アリソンの日本での家。

入館料:550円

 

神戸北野異人館街

シティループの公式サイトによると、

“シティーループは、神戸市の三宮、北野異人館、新神戸駅、元町、南京町、旧居留地、メリケンパーク、ハーバーランドなどの主要な観光スポットを1周約65分で運行します。

乗り降りが何回も出来る1日乗車券は700円で、バス車内でも購入することができ、約15分間隔で運行しているので、観光・ショッピングなどお客様のプランに合わせて効率的に観光スポットを巡ることができます。”

 

シティループ、一日券が欲しかったんだけど、どこで買っていいのか調べきれずに断念。

「バス車内でも購入することができ…」

…後で知るんだよな…

 

神戸北野異人館街

シティーループ 神戸観光周遊バス オフィシャルサイト
https://www.shinkibus.co.jp/bus/cityloop/

 

神戸北野異人館街

ラインの館。

 

神戸北野異人館街

”明治時代のいわゆる異人館の様式をそのまま受け継いでいる建物です。”

入館料:無料

 

ラインの館| 神戸北野異人館街公式サイト
https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/line

 

神戸北野異人館街

「石畳の小径」。

 

神戸北野異人館街

ハンター迎賓館 結婚式場。

 

神戸北野異人館街

アイルランド生まれで、1867年横浜に来日、平野愛子という女性と結婚した日本の国際結婚第1号。

不平等条約の改正にも尽力し、勲五等双光旭日章を贈られている。

範多財閥を形成し、日立造船のもととなる鉄工所も起こしている。

…すごっ…。

 

神戸北野異人館街

10分後にもう一度ハンター迎賓館の前を通ったら、結婚式が始まっていたらしく、ゲートが閉じていた。

 

ハンター迎賓館 結婚式場オフィシャルサイト
https://kitano-hunter.co.jp/

 

神戸北野異人館街

北野通りに戻ってきた。

 

神戸北野異人館街

神戸北野美術館(旧アメリカ領事館官舎)。

行列ができる美術館を始めて見た。

 

神戸北野美術館オフィシャルサイト
http://www.kitano-museum.com/

 

神戸北野異人館街

あっ、シティーループ、また停まってる。

やっぱ15分間隔、一日700円で乗り放題、便利だよね~。

 

神戸北野異人館街

トーマス坂。

 

神戸北野異人館街

風見鶏の館に上る階段。

 

神戸北野異人館街

その途中にパリのモンマルトルの丘を彷彿とさせる絵描きさんが。

 

神戸北野異人館街

風見鶏の館(旧トーマス邸宅)。

北野異人館のシンボル的存在。

 

神戸北野異人館街

1909年頃に建てられた、ドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の邸宅。

 

神戸北野異人館街

萌黄の館。

1903年に建てられたアメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅。

 

■萌黄の館入館料
大人:400円
大人2館券(萌黄の館・風見鶏の館):650円
団体(30名以上):320円
高校生以下、65歳以上の神戸市民、障がい者手帳等の交付者:無料

 

神戸北野異人館街

萌黄の館 | 神戸北野異人館街公式サイト
https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/moegi

 

神戸北野異人館街

天空の杜「北野天満神社」。

1180年に平清盛が設建し、北野の地名の発祥となった神社で、学問の神様菅原道真公が祀られている。

 

北野天満神社オフィシャルサイト
https://www.kobe-kitano.net/

 

神戸北野異人館街

正面がデンマーク館。

右の赤いレンガがオランダ館(旧ヴォルヒン邸)。

 

神戸北野異人館街

今は「香りの家オランダ館」として一般公開されている。

 

香りの家オランダ館 オフィシャルサイト
http://www.orandakan.shop-site.jp/

 

神戸北野異人館街

神戸北野異人館街

ロシアの貿易商パラスティン氏の邸宅、そのまんま「パラスティン邸」。

今はカフェとして営業していて、ウェディングパーティーなどにも利用できるようだ。

 

神戸北野異人館街

通称「異人館通り」と呼ばれる「山本通り」。

北野坂のローソンが目印。

 

神戸北野異人館街 地図