ホーチミンのイオンモール
ホーチミンのイオンモール。2014年1月、ホーチミン・シティ、タンソンニャット国際の西側1.5kmあたりにオープンしたイオンモール にベトナム人の購買力調査に行ってみる。イオンのベトナム第一号店だ。 正式名称は「AEON MALL Tan Phu Celadon(イオンモール・タンフーセラドン)」。 イオンはベトナムに現地法人を設立しイオンモールをオープンさせている。オープンから1年と9か月経っているので、一過性のお祭り騒ぎは終わり、現地購買力の実力的にどうなのかが垣間見えるはずだ。
外観は日本のイオンと変わりがない。
「ペッパーランチ」も出店しているんだ~。
イオンや三越など日本のデベロッパーが世界に進出する際は必ず 日本のテナントも進出を狙うのだろう。
そのあたりの事情にはさっぱり詳しくないが考えればわかるというか 僕がテナント企業ならやはりそうする。
中に入ってびっくり。沖縄の片田舎に住んでるとイオンにここまで人が入っているのを見た事がない。
最近沖縄でも「ライカム店」というのがオープンして、地元の買い物客や観光客でごった返したが、国民の休日というのもあるのか、ぼーっと歩いていると人とぶつかりそうになる。
「食事でもとろう。」という事でレストランやフードコートを見に行ったが、どこも行列ができていてかなり待たされそうだ。
もちろんベトナム料理の飲食店の出店もある。
僕たちはレストランで座ってゆっくり食事する事をあきらめて 「弁当みたいなものでも買おうか。」と、1階のスーパーマーケットに移動。
そこでこんな看板を発見。ピンイン(発音記号みたいなもの)は無視して…
「ngay 5 & 20 hang thang 5%」
と書いている。どういう意味かわかる?
…そう、イオンお馴染みの
「毎月5日20日は5%OFF」
ってやつ。
…やっている日は日本と違うかな。
これはショッピング・マーケットに入る際に、手持ちの鞄が開けられないようにタイラップを かけてもらう。
とても綺麗な女性を配置してます。
イオンさん、上手いな~。
…今回の目的として購買力の視察というのがあったが、 イオン・オープン時の一月で100万人を集客したというのも頷けるというか、 今日の集客を見ても ホーチミン市民の新しいもの好きとか、 精力的な購買意欲には疑いがないように感じた。
e.townのオフィスに戻って
面接の為にe.townのオフィスに戻る。
この頃のベトナムでのIT人材の月給は日本円で30,000円~で、ITの知識があり、日本語もできるとなると70,000円~といった感じだった。
ホーチミンのオフィスを間借りして、管理費とかを払っても月額100,000~140,000円程度でエンジニアが確保できた。賞与も年に1回約1か月分が普通との事で、福利厚生や社会保険、駐車場や退職積み立てなどを考えるとかなり格安で人材が確保できる。
一人だけ雇用するのではなく3人、5人、10人と雇えば管理費単価はどんどん減る仕組み。
街場のショップの店員とかだと月給18,000円~といった感じなので事務員とかでも月給20,000円で雇うことができた。
ベトナム式のお茶請け。
ベトナムは新鮮なフルーツがふんだんに手に入る事でも有名。