タコス・タコライスの店「タコスプーン/TACO SPOON」
那覇市曙3丁目20-1、回転フロアを持つ曙沖商ビル、ファミリーマート曙小学校前店のある曙の交差点の角地にある、タコライスとタコスを表に打ち出した「タコスプーン/TACO SPOON」。この場所は交通量の多い交差点の角地なのに、牛丼&カレー屋が潰れ、次に別の飲食店になっても潰れ、バイク屋になっても潰れるという何とも縁起の悪そうな場所なのだが、このタコスプーンになってからは割と長い間続いている。前から気にはなってたんだけど、なんとなく行く機会がなかった。ちなみに隣には行列のできる人気店「あけぼのラーメン」が入ってる。
土曜の遅い午後、所在なくフランス語の発音と格闘していたら、Mamaが沖縄そばを食べに行きたいという事で、狙っていた「徳ちゃんパーラー」を調べると、どうやらもうすでに閉店。そこで曙の交差点にあるタコス屋に沖縄そばがあった事を思い出し行ってみることに。
タコスプーン(タコス+スプーン)という店名で、当然メキシコ人が食べてそうな料理の店だと思っていたら、店の表に貼ってある写真付きメニューの中に、しれっと「ソーキそば・沖縄そば」の写真と文字。
しかも「沖縄そば小400円」「ソーキそば小500円」と激安。
この通りには沖縄そば専門店「あじゃず」があったり、ちょっと足を延ばせば、卸売市場の与那原そば本舗「三倉食品」があったりする。
タコス屋がわざわざこの場所で沖縄そばをやんなくても…。
っと思ったりもするけど、まっ、いっか。
スマホ決済、クレジット決済、デリバリー、ほぼ対応。
コロナ対策店の認証もテレビ番組の取材のステッカーも。
世の中のニーズに対応してる感じ。
…ん?
14:30~16:30は準備中なのね。
営業時間:11:00~22:00
定休日:火曜日。
タコスプーン/TACO SPOON 店内
タコスプーンの店内に入って…。
注文はこのカウンターでするシステム。
奥には4人掛けのお座敷も2つある。
テーブル席、窓際のカウンター席。
…ここ、タコスプーンになる前はバイクの修理屋だったんだよな…。
タコスはメキシコ料理なんだけど、どっちかというと沖縄コザのようなアメリカンな雰囲気。
メキシコ料理由来の店なのに、
沖縄そば大500円とソーキそば小500円をカウンターで注文。
テーブルに置かれたメニュー。
タコライスとタコスがメインなので金武町発祥のキングタコスと似たような感じなんだけど、ハラペーニョ、アボカド、パクチーのトッピング(各100円)があったり、チーズや野菜抜きができたりアレンジが可能。
カレー類や沖縄そば類、ブリトー(巻トルティーヤ)、バッファローウィング(辛い揚げ手羽先)、ナゲット、フライドポテトなどのフライ類も充実。
なんだか全体としては安い感じ。
お水とお茶はセルフサービス。
お水とお湯のサーバーが置かれている。
その横にはコップとお茶のティーバッグ。
その下にはお持ち帰り用のビニールパックと輪ゴムが置かれている。
タコスプーンのみらいチケット
タコスプーン(Taco Spoon)では「みらいチケット」の活動を応援しているようだ。
「みらいチケット」とは、昼間家に親が家にいないとか経済的な理由でおなかをすかせる子供を助ける目的で、大人や企業がみらいチケットと呼ばれるチケットを買ってホワイトボードに貼っておくと、それをおなかをすかせた子供たちが利用するという取り組み。
この日も小学生3人がみらいチケットでタコライスを注文していた。
配膳の時に見たタコライスは一人で食べられるのか心配なくらいの大盛だった。
初めて来たんだけど、この窓際の席、いい感じ。
店舗入り口の傍にも。
タコスプーンの沖縄そば
ソーキそば小500円。
沖縄そば大500円。
おぉ! 普通に旨い!
小なのにソーキが2つも入ってる。
今日は沖縄そば食べたいってとこから始まったのでしょうがないけど、やっぱりタコライスおいしそうだったな~。バッファローウィングも気になったし。
いや~、また来よう。