那覇 – 出雲大社沖縄分社

出雲大社 沖縄分社

出雲大社沖縄分社 - 那覇市古島

出雲大社沖縄分社は島根県出雲市にある出雲大社(いずもおおやしろ/いずもたいしゃ)の正式な分社で、北海道から九州まで全国43社、ハワイやマレーシアにもある「分祠」や「大教会(分院)」の中で唯一「分社」を名乗る事が許された、国内最南端で最西端の出雲大社の分社。また「大社(たいしゃ/おおやしろ)」とは神社の列格の一つであり「神宮」の次の格で、元々は出雲大社にのみ使われる呼び方だった。出雲大社は800年代に国譲りにあたって創建されたとても古い神社で国宝であり国指定重要文化財であり、いろいろあるご利益の中でも「恋愛の神様」として知られる。という訳で、この出雲大社沖縄分社にも恋愛のご利益を求める若い女性が多く訪れると言われている。


 

出雲大社沖縄分社 - 那覇市古島

出雲大社は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る。

別名もあり、八千矛神(やちほこのかみ)、大穴持神(おおなもちのかみ)など。

でも俗称の「だいこくさま」が一番親しまれているね。

 

出雲大社沖縄分社 参道 - 那覇市古島

出雲大社沖縄分社の参道。

5対10体のシーサーが並んでいるのが特徴的。

 

出雲大社沖縄分社は「沖縄ゆいレール古島駅」から徒歩2分ほどで、

・TODAY OK & DECO那覇店
・マリエールオークパイン
・タウンプラザかねひで古島店

といったランドマークに隣接しているので、那覇の人に聞けば「出雲大社沖縄分社」はわからなくても、上の3つを言えば場所はわかると思う。

 

出雲大社沖縄分社 手水舎(ちょうずや) - 那覇市古島

神社なので手水舎(ちょうずや)がある。

手や口を清めて参道に入っていく。

 

出雲大社沖縄分社 絵馬掛け処 - 那覇市古島

出雲大社沖縄分社は1970年(昭和45年)に沖縄の日本返還を記念して建立された(返還自体はは1972年5月15)。

絵馬に描かれた絵は、古事記の神話に出てくる「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」で「幸魂奇魂(さきみたま くしみたま)」と書かれている。

 

出雲大社沖縄分社 授与所 - 那覇市古島

住所:沖縄県那覇市古島1丁目16-13
電話:098-885-0346
駐車場:無料

 

出雲大社沖縄分社 休憩所 - 那覇市古島

座って涼める休憩所。

 

出雲大社沖縄分社 拝殿 - 那覇市古島

出雲大社沖縄分社の拝殿。

参拝方法は「二礼四拍手一礼」。

 

出雲大社沖縄分社 - 那覇市古島

ここではおみくじが売られていて、

七福神おみくじ
縁結びおみくじ
出雲大社おみくじ

と3つのおみくじがあり(各100円)、

出雲大社おみくじの箱には、

「出雲大社のおみくじは吉凶の判断はありません。」

と書かれている。

 

出雲大社沖縄分社 おみくじ掛け処 - 那覇市古島

拝殿の左手が出口で、おみくじ掛け所がある。

 

出雲大社沖縄分社は、こじんまりとした神社なんだけど、なんか佇まいがやさしく感じる。

 

琉球八社とは一線を画すので、沖縄県民でも知らない人が多い大社。

ってか、琉球処分以降の「神仏分離」で琉球八社でさえ波の上宮以外は「無格社」にされた沖縄に「大社」があったんだ!

…って思う人がほとんどじゃないかな…。

 

出雲大社沖縄分社 地図