2020年 元旦 中華民国総統府 国旗掲揚式
ホテルスタッフから元旦の早朝「中華民国総統府」で国旗掲揚式があると聞き行ってみることにした。朝5時、総統府近くまで来ると結構物々しい警備態勢が敷かれていて「バックもってる人はこっち、手ぶらの人はこっち」と仕分けされボディチェックを受け会場に入る。「あー、こらこら会場内は禁煙ね」と煙草も消さされた。式典では国歌斉唱、兵士によるマーチングや掲揚式などが行われていた。僕たちがいる時間は普通に式典だったが、後でホテルでニュースをみていると政治がらみの小競り合いが色々とあったようだ。2020年の台湾は1月11日に第15回総裁選挙があるため各候補者陣営がヒートアップしている真っ最中のようだ。
ボディチェック直後めっちゃ記者に囲まれてる人を発見。きっと有名な政治家だろう。
カメラマンの面々。
ちなみに2020年台湾総統選挙、正式名称「中華民国正副総統選挙」では文字通り直接選挙方式で総統と副総統を選出します。
立候補者は3名で、
・蔡英文、副総統は未定。
民進党で現職の総統。台湾は独立主権国家だと主張。
・韓国瑜、副総統は張善政。
中国国民党で中国に対し融和的。
・宋楚瑜、副総統は未定。
親民党で中国に対し融和的でさらに台湾独立に反対。
となっている。
マーチング。直接はほとんど見えないんだけど。総統府正面の大型スクリーンにパフォーマンスが映し出されている。
夜も明けてきて、人も続々集まってきた。
うん、帰ろう。