博多 – 福岡空港 国内線旅客ターミナルビル
福岡空港は市街地へのアクセスが良い事で知られる空港で、国内線旅客ターミナル地下2階にある地下鉄空港線の福岡空港駅から、新幹線やJRの停まる九州最大のターミナル駅「博多駅」まで約5分、また九州最大の繁華街「天神」まで約11分という便利さ。逆に言えば福岡空港は大都市博多の中心部分に立地していて、過去に何度か騒音問題が訴訟にまで発展していて、日本で3番目に利用者数の多い空港にもかかわらず定期便の運用はam7時からpm22時までの間と制限されている。国内線旅客ターミナルと国際線旅客ターミナルが滑走路を斜めに挟むように建てられていて、両ターミナル間は無料のシャトルバスで結ばれている。滑走路は長さ2,800m、幅60mの1本しかなく、滑走路1本あたりの離着陸回数が日本国内で最も多い空港。
沖縄から九州に飛行機で飛ぶ。
九州7県にはそれぞれ空港が1つ以上あるが、沖縄と結んでいるのは、鹿児島と熊本と宮崎と福岡の4空港だけ。
しかし那覇~福岡は1日11便なのに対し、鹿児島は3便、宮崎2便、熊本1便と便数が少なく、格安航空も飛んでいないので料金が比較的高くなってしまう。
福岡空港国内線旅客ターミナルビル 1階フロア
1階 北到着ロビー。
国内線旅客ターミナルの一番北の端に位置している。
ちなみに同じく1階の南の端にも「到着口/南」という到着ロビーがあるが、そちらは地下鉄駅の真上にあるので、そちらの方が何かと便利。
1階なので一回外に出てみると、道路を挟んで立体駐車場。
最近はどこの空港でもこんな感じになってるね。
航空会社チェックインカウンター。
北から、ピーチ、ジェットスター、FDA、AMX(天草エアライン)、JAL、JTA、AirDo、ORC(オリエンタルエアブリッジ)、SFJ(スターフライヤー)、IBEX(アイベックスエアラインズ)、ANAと航空会社のチェックインカウンターが並ぶ。
とりあえず、福岡市内で使用する事のないと思えるスーツやお土産の類をまとめて地下鉄駅近くのコインロッカーに突っ込む。
地下鉄駅近くの「到着口/南」。
福岡空港国内線旅客ターミナルビル 2階フロア
出発保安検査場/北。
出発保安検査場も北と南の2か所あり、1番搭乗ゲートから8番までなら「出発保安検査場/北」がいいし、
9番から12番なら「出発保安検査場/南」に入った方がいい。
僕は「出発保安検査場/北」で荷物チェックをして、南の端の12番搭乗ゲートまで歩いた。
…結構遠い。
時間がギリギリの時なら、結構致命傷になるかもしれない距離がある。
出発ロビー。
福岡空港国内線旅客ターミナルビル 3階フロア
国内線旅客ターミナルビルの3階はレストラン街。
3階フロアの両端には喫煙所がある。
ラーメン滑走路。
ラーメン店を9店舗集めたフード・アーケード。
福岡空港国内線旅客ターミナルビル 4階フロア
福岡空港国際線旅客ターミナルビルの最上階。
展望デッキ。
「ビアマルシェ SORAGAMIAIR(ソラガ・ミエール)」
熊本産の生ビールとコース料理が楽しめるレストラン。
展望デッキは外から3階に降りる事もできる。
福岡空港の始まりは、終戦直前の1945年に旧日本陸軍が造った板付飛行場。
敗戦後、米軍に接収され、1972年になってやっと日本に返還され、そこから大きく発展していった。
1950年に起こった朝鮮戦争は、戦争需要という経済効果で敗戦で疲弊した日本を高度経済成長に向かわせる。
かつてのここ、米軍板付基地は朝鮮戦争における米軍の重要な軍事拠点だった。
福岡空港国内線旅客ターミナルビル 地下2階フロア(地下鉄乗り場)
左のエスカレーターが1階行き。
右手前のエスカレーターが2階行き。
秘儀奥のエスカレーターが地下1階行き。
博多空港を起点に考えた時、福岡の地下鉄は割とシンプル。
博多駅で緑の七隈線に乗り換えができ、
中洲川端駅で箱崎線に乗り換えができる。
福岡市内だとこれにバスを組み合わせる感じかな。
遠距離は、JR九州新幹線や、JR鹿児島本線が博多駅で、
西鉄天神大牟田線が天神で乗り換えられる。
九州最大のターミナル駅「博多駅」まで約5分、
そこから九州・中国地方の各地に新幹線でアクセスする事ができる。
九州最大の繁華街「天神」まで約11分。
今日はトランジット的に福岡で一泊する事になっただけなので、天神近くで串焼きやもつ鍋などを肴に一杯やる事にする。