滋賀 – 安土城跡

滋賀県「安土城址」

滋賀県「安土城址」。

特別史跡「安土城跡」。安土町の観光スポットには「安土城郭資料館」「安土城天主信長の館」「安土城考古博物館」「安土城跡」「セミナリヨ跡」などがあり、基本的には安土城・織田信長にまつわるものばかり。ひとつだけ「これなあに?」ってなるセミナリヨとは、1581年イタリア人宣教師オルガンチノによって設立された目本初のキリシタン神学校の事。セミナリヨは安土城が炎上した際に同じく焼失していて、現在は「セミナリヨ跡」と書かれた石碑だけがある公園となっている。


 

滋賀県近江八幡市安土町「安土山」。

JR安土駅の北口を出て、安土駅観光案内所でもらった地図を頼りに近江八幡市立安土小学校の前を通り、町中を抜けて安土山に向かう。安土山の東側には安土山よりも大きい繖山(きぬがさやま)・通称観音寺山があるため、地図がないと、単に山を目指すと「えっ、どの山??」ってなっちゃう。

 

安土山入口にある「城なび館」。

安土山入口にある「城なび館」。

JR安土駅と安土山の入り口までは距離にして1.5㎞で、時間にして徒歩20分ほど。

田んぼの脇を歩いて、この城なび館が目印になる。

 

安土山入山口。

安土山入山口。

 

摠見寺入口

安土城跡の敷地は、摠見寺の敷地となっているので、この受付で入山料を払う。

入山料:大人700円、小人200円
拝観時間:08:30~17:00(入場受付最終16:00) ※季節により変動あり。
年中無休。

ちなみに摠見寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は遠景山、安土城築城の際、信長が他から移築し自らの菩提寺としたものが現在まで続いている。

 

織田信長と安土城年表。

摠見寺入山受付の横に置かれた「織田信長と安土城年表」。

 

安土城大手道。

安土城大手道。

この大手道の両脇に羽柴秀吉邸跡や前田利家邸跡がある。

 

安土山「羽柴秀吉邸跡」。

安土山「羽柴秀吉邸跡」。

安土山「羽柴秀吉邸跡」。

 

臨済宗妙心寺派「摠見寺」

安土山 摠見寺の鐘。

前田利家邸跡の北側には、目立つ鐘楼があり、

 

安土山 摠見寺。

そこが安土山 摠見寺。

 

安土山 摠見寺の境内。

鐘楼の向かいには石像やカエルの焼き物が並んでいて、

「ここから本堂へは入れません。摠見寺」

と書かれた札が提げられていた。

 

安土山 摠見寺の鐘。

安土山 摠見寺の鐘。

ご自由にお衝き下さい。
ひと鐘に 願いを 込めて。
信長公 菩提所 摠見寺

という立札があったので、そのようにさせていただいた。

 

安土城大手道の曲がり角から見た景色。

安土城大手道の曲がり角から見た景色。

かなりの山登りだね。

 

安土城天主 本丸跡。

安土城天主 本丸跡。

 

安土城跡 大手道跡の石仏。

安土城跡 大手道跡の石仏。

この時代、城壁や大手道のための石材として、他所で使われていた石仏や古墳の墓石を利用する事が少なくなく、この安土城のところどころにそういう跡が残っている。

 

安土山 武井夕庵邸跡。

安土山 武井夕庵邸跡。

 

安土山 織田信澄 邸跡。森蘭丸 邸跡。

安土山 織田信澄 邸跡。

森蘭丸 邸跡。

 

安土山 黒金門跡。

安土山 黒金門跡。

 

安土山 黒金門跡。

黒金門は、安土城の中核エリアに入る入り口にあたる為、大きな石をたくさん使っていた。

 

安土山 黒金門跡。

リアルな戦国時代の事だ。

 

安土山 黒金門跡。

安土城の築城を任されたのは総奉行は丹羽長秀。

 

安土山 黒金門跡の中。

安土山 黒金門跡を中に進んで行く。

 

護国駄都壋碑

護国駄都壋碑。

 

安土城址 本丸跡「千畳敷」。

安土城址 本丸跡「千畳敷」。

 

安土城址 本丸跡。

安土城址 本丸跡を上に登っていく。

 

安土城址 天主跡に続く石段。

安土城址 天主跡に続く石段。

 

安土城天主台跡

安土城天主台跡

安土城天主の地階に当たる場所。

城の基礎となる礎石が30m四方に1~2m間隔で並べられている。

 

安土城天主台跡

ただ中央の礎石だけがなく、そのため安土城は吹き抜けだったのではないかとの推測もされている。

 

安土城天主台跡

安土城天主台跡

安土城天主の地階に当たる広場は、1.5m程度の石垣で囲まれ、天主の地上階はこの石垣の上にあったと思われる。

 

安土城天主台跡

この感じだと天主閣1階は結構な広さだったんだろうね。

 

安土城天主台跡

天主閣1階に当たる高さでも琵琶湖がはっきり見て取れる。

 

織田信長公 本廟

安土城二の丸跡。

安土城二の丸跡、織田信長公 本廟の碑。

 

織田信長公 本廟

安土城二の丸跡、織田信長公 本廟。

安土城二の丸跡、織田信長公 本廟。

 

安土城 織田信長の本廟。

安土城 織田信長の本廟。

1583年2月、羽柴秀吉は安土城の二の丸跡に社を建て、信長の太刀、烏帽子、直垂等の遺品を埋葬して「織田信長公本廟」とした。

 

安土城二の丸跡、織田信長公 本廟。

絵馬掛け処。

 

安土城二の丸跡。

 

安土城跡「織田信雄公四代供養塔」。

安土城跡「織田信雄公四代供養塔」。

 

安土城跡「織田信雄公四代供養塔」。

 

安土城跡 摠見寺 順路標。

安土山に入山すると一周して出てくるのに約1時間かかる。

その中、段差の大きい石階段や、そのままの山道など、足場の悪いところも多く、マムシも生息していてなかなか危険。

基本的には「順路」に従って進めば、山を下りられると思うんだけど、僕らは何度か順路標を見逃したし、他の拝観者は2組ぐらいしか見かけなかったので、入山する際は、ちゃんと山に入る格好や靴を考えて入山した方がいい。

 

摠見寺本堂跡・三重の塔に向かう山道。

順路に従い先に進むと…。

 

摠見寺 三重の塔。

摠見寺 三重の塔の上側が見えてきた。

 

摠見寺 三重の塔。

反対側に回ると、こうなっていた。

 

三重の塔を下る長い階段。

三重の塔を下る長く急な階段。

 

三重の塔を下る階段の山門。

三重の塔を下る階段の山門。

やっと下り道が終わった~。

 

三重の塔を下る階段の山門。

と思ったら階段はさらに続いていて…。

 

三重の塔を下る長く急な階段。

しかも長い。

 

三重の塔を下る長い階段。

多少角度は緩やかになってきたが、まだ続く。

 

安土山の帰路の山道。

安土山の帰路の山道。

平坦な道に見えるんだけど、この右側、崖になってて道が狭いところが数か所ある。

 

安土山出口。

やっと入山口に戻ってきた。

 

安土山出口。

安土町の田んぼ。

田んぼの間の農道を通って安土駅に戻る。

 

滋賀 安土城跡 地図