中国 杭州 IT視察
杭州 海華満隴度仮酒店。
中国杭州及び上海のIT視察に行く事になった。杭州は「上に天国あり、下に蘇州、杭州有り。(上有天堂、下有蘇杭。)」と言われる場所で、中国国内でも有数のリゾート地だ。随の時代から江南運河の終点として文化経済が発達しはじめた。現在では経済発展が飽和しつつある上海に近い事から「ネクスト上海」といった感じで言われるが、歴史的には租界以降発展した上海よりずっと前からの中国の要所だ。
久々のチャイナエアラン。ここんとこLCCしか乗ってなかったしな~。
今回の旅は
沖縄那覇(チャイナエアライン)
→台湾桃園(チャイナエアライン)
→中国杭州(高速鉄道)
→上海(吉祥航空)
→那覇。
のルートを辿る。
中国 杭州 蕭山国際空港
杭州蕭山国際空港で日本の上場大手ITに籍を置き、その会社の中国法人を3つ立ち上げ、自身も中国杭州にIT会社を運営している中国人のDu氏と落ち合う。
この出会いは僕にとってとても大切なものになった。
中国って、煙草を吸いに空港ロビーを出て、再入場の度に毎回毎回荷物のチェック受けないといけない。
杭州蕭山国際空港を出て、駐車場に向かい車に乗って杭州市内に向かう。空港から市街地まで約20km。空港からはメトロなどは通っていない。
杭州市内にはメトロが通っているが、今のところ運営中なのは1,2,4号線のみで、5,6号線が建設中。将来的な計画としては10号線までが予定されている。7号線が空港と市内を繋ぐメトロとなる予定だ。
えっ、3号線は?って?
どういったわけかは知らないが、「運行中」「建設中」「計画中」の分類でいえば3号線はなぜか「計画中」になっている。
杭州 海華満隴度仮酒店
西湖の南西1.5km地点の山の中腹にあるリゾートホテル「海華満隴度仮酒店」。
杭州海華満隴度仮酒店のフロントロビー。
今回はロビーのある本館とは別棟の別館に泊まる。
別館のエントランス。
今回の部屋。市街地にあるリノベーションの新しさとは違い、設計からこの落ち着きを計算されていたのがよく解る。山荘をイメージしたであろう寛ぎを感じる。
杭州 事前ミーティング…つまり宴会
中国は広いな~って毎回感じるのが車での移動。
ホテルが山中にあるので多少遠いのはわかるが、このレストランに来るのに50分近くの車移動を要した。訪問先の企業の面々に合うので、オフィス街近くの餐厅を設定するのはわかる。山岳リゾートから市街地。遠いは遠いはずだが、ホテルは西湖の南西1km、杭州の市街地は西湖の東側隣接。日本の感覚で考えると渋滞もしてないのに「1時間もかかりますぅ?」って言いたくなる。
1980年代生まれ以上の年齢の人なら見覚えがあるかもしれないが、中国といえば大集団で自転車で通勤通学をする写真を見た事があると思う。それが2000年を過ぎた頃から徐々に変化を始め「車社会」へ転換していく。
ここが面白いところで、台湾とかだと一旦「バイク社会」(今でもそうだけど。)を経て「車社会」に転じて行くが、中国は「自転車社会」から一気に「車社会」に転じていった。
中国の経済発展自体がそんな感じで、Web会社の日々の感想としても、中国は原始時代から一気に最先端の未来に移行する。段階を経るというのがない。
「现在中国人也有车了。」(現在、中国人も車を持つようになった)
という記事が新聞にも載った事があるのだが、本当に一気に車社会になった。
中国杭州のIT企業との顔合わせ(交流会)が始まる。みんなと名刺交換をするが名前が覚えられない。こういう場面で顔と名刺が一致しないのは日本でも同じだが、みんな日本よりも積極的に話し掛けてくれるので結構頭の中はパニックした。
世界遺産、夜の西湖散策
顔合わせが終わった後、夜の西湖に案内された。前回来た時は昼間だったので、また違った西湖の一面を見る事ができた。
暫く散策をして西湖を抜け、別の市街地に出る。
めちゃでかいデジタルサイネージ。
みんな飲み足りない感があり「Duさん、どっかで飲み直さない?」といった感じで全員一致で再び飲み屋に向かった。
個人的には途中から記憶がない…。